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新年度育て親さんに読んでほしい話

ご入園・ご入学・ご入社おめでとうございます!
養子当事者の志村歩です。
いやぁ~春ですね!と言いたいところですが、我が家の周りで桜は咲いておらず、まだまだ春を感じられておりません。
知らない間に散ってしまったのかも・・・

今回は新年度、特に新学期を迎えた養親さんに向けて記事を書いてみたので最後までお読みいただけると嬉しいです!

皆さんは、お子さんが学校等に入学する時、
あるいは担任や学年主任が変わる時に情報を
どの程度、学校側に伝えていますか?
ここで言う「情報」は養子ならではのことです。

小学生であれば元気に走り回ってケガをするのは
日常茶飯事。
擦り傷突き指は当たり前ですが、それ以上の
例えば、大量出血を伴うケガをしたらどうなるでしょうか。
時には輸血が必要となることもあるかもしれません。
その際に、血縁関係があると認識されていれば真っ先に親が血を提供できないのか?という流れになることもあるかもしれません。

親子の絆に血の繋がりは関係ありませんが、迅速にお子さんを救うためには
親子間に血の繋がりがないことを学校関係者に知らせておく必要があると私は思うのです。

そこはもう、気持ちの問題ではなく時に命に関わる話ですから、例え親御さんがお子さんに真実告知をしていなくとも学校側に伝えておく必要があるのではないかと思います。

それ以外にも地域によっては二分の一成人式を実施している小学校もあります。
その際、お子さんに余計な負担をかけないためにも学校側に伝えておいた方がスムーズに話が進む場合もあると思います。
なぜなら以前、別の記事でも申し上げましたが
子どもの考えたいタイミングで出自や生い立ちについて考えさせてあげることがベストだからです。

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