誕生日ケーキ
昨年、4月から始めた児童養護施設へのケーキの寄付
今日までに20以上のケーキをお持ちさせて頂きました。
キッカケは、唐津を中心に活動している地域互助力向上ネットワークのイベントを通じて、基山町の洗心寮の方と知り合い、施設の見学に行った際の会話からでした。
当時、誕生日ケーキは職員さんの手出しで、誕生日の子にだけ、ピースケーキが夕食に加わる、というものでした。
僕は自分の体験として、誕生日は、ケーキが食べられる、大変嬉しい特別な日でした。
加えて、他の兄弟に対して『俺のおかげでケーキが食べられるんだからな!』という、どこか優越感に浸ったりしていました。
あくまで、僕の喜びでしかないこの体験を元に、すぐに薬局としてケーキの寄付を始めることを決めました。
寄付開始当初は、子供達からの要望は単純で、『チョコレートのケーキ』『フルーツのケーキ』といった類いのものでした。
しかし、次第に『◯◯の絵を描いて欲しい』『◯◯の形のケーキ』などと、要望が細かになり。
ついには『2段のケーキ』『芸能人の写真がプリントされたケーキ(←うまく叶えてあげられなかった・・・)』など、強い期待が感じられるように。
なんとなく子供達からの期待の変化を感じていた中で、年末に、PICFAの大縁会にて、児童養護施設の施設長とお会いしました。
その際、施設長から『聞きました?2段のケーキを取りに行った子が、これまで見たことないような笑顔で、中のケーキがグシャグシャになるんじゃないかって勢いで興奮しながら走って帰ってきたんですよ〜』との話を聞かせて貰いました。
僕は、その日、帰り道に嬉しくて嬉しくて、涙が溢れました。
あぁよかった。。。幸せな誕生日を、少しだけサポートできたんだなぁと😢
この活動を始めてよかった。本当によかった。
僕がやっている些細な、本当に些細な寄付が、
これまで見たことないような笑顔に繋がったりするんだなぁ。と。
僕は今、ここてらすを作りながら、与える側と受け取る側に差はないなぁと感じています。
年末にやった子供達とのクリスマス会やおでん会にしても、どっちが与える側で、どっちが受け取る側なのかは、よくわからないなぁと感じました。
それはそこにいる人が等しく幸せな気持ちを享受しているからだなぁ〜と。
今、一生懸命にここてらすの資料を作っています。
寄付で運営される場所が、果たして成り立つのか?とワクワクドキドキしています。
ただ、2段ケーキを受け取った子供の話を思い出す度に、なんとなくですが、できる気になります☺️
ケーキを贈る活動から、僕は勇気や希望、なによりも幸せな気持ちを頂きました😄
ぜひ一緒に、子供の居場所を盛り上げていきましょう😊
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