人望と人気、そして関係の質
社会人になって、6年ごとに行動指針のようなものをたてています。正確には社会人になって7年目のときに、毎年の計画だけでなく、中長期的な計画も必要かなと思って始めました。
自分自身、これまでの人生を振り返ると6年という区切りがとてもわかりやすくて、6年ごとに大きな行動指針をたて、それを1年にブレイクダウンしています。そして、僕の場合は「年」ではなく、「年度」単位としているので、そろそろ今年度を振り返り、来年度を考える時期になりました。なんか、企業っぽいですけど、まあいいんです。笑
そのなかで、いつも大事で考えないといけないと思うのが、「人望」と「人気」。同じようで全く違う、そして、違いを意識しないといけない言葉だと思います。
個人的には、目指すところは「人望」と「人気」の両立!これは、とても難しいし、できているのかできていないのか、自分で判断するのも難しいのです。ですが、意識することに意義があると考えています。
人には相手から承認されたい、という自然な欲求があると思いますが、その欲求のままに行動すると「人気」に傾きます。「人望」を高めるには、相手が嫌なことも言わなくてはいけなかったり、建設的なフィードバックが求められると思います。そのあたりのバランスをどう取るかが難しいです。
もちろん、その前提として、前回書いた「関係の質」みたいなところも重要です。フィードバックが意味を成すかは、まさに「関係の質」によりますし、関係の質が
よければ、「人望」につながっていく、こんなイメージです。
一方で、「関係の質」を良くするには、最初は人気を集めることからはじめるのもありかなと思います。完全にカオスな感じになってきましたが、「人気」「人望」「関係の質」は複雑に入り組んでいるのだと思います。
逆にこの3つをうまく組み合わせると、最強の人間関係が構築できそうな気がしました。これまで、「関係の質」をコトバとして意識し、「人気」と「人望」を合わせて考えたことがなかったので、来年度はここを意識してみようかと思います。
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