《注意喚起》西アフリカ諸国・ゴールドの投資案件にお気をつけください
ゴールド投資の被害総額は1千万円規模
「シエラレオネで金鉱山を持っている、今投資すれば、国際価格より安く取引できるため、儲かる」という投資案件に、数千万規模で騙されてしまった、という似たような問合せが現在までに私のところに通算6件来ています。(うち4件は2020年)
こういった投資話は、「日本にいるシエラレオネ人」によって行われており、こういうケースが浮き彫りになると、シエラレオネ→日本のビザ申請が大変なのは仕方ないのかもなぁ…と思ったりしちゃいます。(前回の記事:シエラレオネ人を日本に呼ぶには?《申請書類・手続き・費用を徹底解説》)
被害者の皆さんが言うには、JETROにも在日シエラレオネ大使館(inガーナ)にも問合せたが、情報を得られない、ということみたいです。
被害を受けたら泣き寝入りするしかない…?
私からは知り合いづてにSLIEPA(Sierra Leone Investment & Export Promotion Agency: Improving Investment and Facilitating Export)を紹介していますが、申請書も契約書も偽物で、賄賂で警察もグルなようですので、国際弁護士もお手上げなようです。
このような複雑なケースの場合、犯人が複数おり、それも西アフリカ諸国で国をまたいで多発している手口なようで、根源をとらえ、投資金を回収することはかなり難しいと思われます。
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