ジャズ・コンポジション「メロディック・リズム」
バークリー音楽大学の教授が執筆したジャズ・コンポジションを書くための理論書をコツコツ読み進めていきます。
出典はこちら
メロディック・リズム
ジャズのメロディにおいて最も大きな特徴はリズムです。
オンザビートの音をアンティシペーション(前に倒す)やディレイドアタック(後ろに倒す)によりシンコペーションを起こしたり、スウィングして音楽にメリハリをつけます。
リズミック・デンシティ
初期のジャズやスウィング時代の曲における、メロディの音の密度(リズミック・デンシティ)はあまり密度の高いものではありませんでした。
ビバップ・チューンのようにアドリブが多くなると密度が高くなりました。
モーダル・チューンでは、リズミック・デンシティが低いところと高いところが交互に現れ、密度が低く長い音価を用いてモーダルが強調されていました。
フュージョン・チューンでは、ダブルタイムフィール(倍テン)などの多様なリズム変化を伴います。
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