見出し画像

計画的 読譜法 〜明日までに10曲音採りだ(涙)とならないために〜

合唱活動に精を入れていると、いつの間にやら積まれていく楽譜。突然渡される新しい楽譜。気づいたら明日までに読まないといけない楽譜が山積み。。。徹夜で読譜だ。。。
こんな経験が皆さんもあるんじゃないでしょうか。

合唱だけじゃなくていろんな山積みのタスクを消化するときにも私が心掛けている方法です。自分に合っていそうだったら是非参考にしてみてください。

大切な3つのポイント

1. 30分単位に刻んで見積もる
2. スケジュール帳に見積もった予定を入れる
3. やってみて反省を記録

1. 30分単位に刻んで見積もる

30分単位にやることを刻んで見積もりましょう。この時、無理のないように見積もることがコツです。
例えば、三善晃のInitial Call の譜読みなら以下の4つに分けてみます。
・30分でざっくり全体の音採り
・30分で他パートを弾きながら音採り
・30分でコード分析
・30分で歌詞分析


2. スケジュール帳に見積もった予定を入れる

見積もった30分ずつの予定をスケジュール帳にはめ込んでいきましょう。
30分に刻んでいることで以下のようなメリットが発生します。
・隙間時間を利用できる
→ 2時間とか平日取れないよっていう人も30分なら作れませんか?
・集中力を保てる
→ 人間の集中力が続くのは30分前後と言われています
・やることが明確になる
→ 譜読みしているときに色んなことに目移りして、最終的にYouTube見て終わりってことないですか?


3. やってみて反省を記録

実際に予定通りやってみます。30分で見積もっていたものがもし終わらなかったとしても時間は延長せず改めて予定を立て直します。うまく行かなかったポイント、引っかかったポイントを反省として記録しておきましょう。自分は以下のようにメモに記入しています。

19:00-19:30 Initial Call 音採り
→ 途中の半音進行で時間がかかった、苦手分野

こうすることで、自分の苦手な箇所が可視化され、次回の見積もりの精度が上がります。
そして、それを改善するような練習を試みていくことで、自身の譜読み能力をどんどん向上させていくことができます。

まとめ

計画的に譜読みを進めるための方法を紹介しました。ポイントは「30分に刻む」「予定を立てる」「反省を記録する」です。書き出してみると当たり前のことな気もするのですが、意外となんとなく楽譜と睨めっこして時間を消費してしまっている人も多いのかなと思います。良いなと思ったら是非ご活用ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?