ゲームシナリオライターの日常

前から、書こうと思って書かなったものがある。
それは「ゲームシナリオライターの日常」。

例えば、数年前まで自分は、よく
「カプセルホテルに缶詰して原稿を書く」
という生活を送っていた。

これは、集中するには打ってつけだったけど
「より良いコンディションを維持したまま、
 良いシナリオを生み出す」という意味では
そこまでよろしくないと判断し、今ではやめました。
ただ、同業の方からは
「缶詰するのに最適なカプセルホテルを紹介して欲しい」
といった言葉をいただいたり、またあるいは
「普段、どういうふうに過ごしているんですか?」
「どうやって自分をコントロールしてるんです?」
と訊かれることが多々あった。

そもそもゲームシナリオライターという職業は
一般の方からしても、そこまで馴染みのないものだと思われる。
であれば、自分の「日常」「調子の整え方」を公開することで
それを楽しんだり、参考になったりする方がいるのではなかろうか?

そんな考えがずっと、頭の片隅にあった。
ただ、自分は「物語を紡ぐ」のが本業。
情報を公開するにしても、物語として――
作品として出したい、という想いがある。

だからこそ、いまこうして書きながらも
「いつ、どれぐらいやるのか」は読めないでいる。
よほど余裕があり、書き残したほうが良いであろう、
と思わなければ(作品でない形で)書かないように思える。

しかしながら、このnoteを始めたキッカケは
「業界に少しでも、熱が灯るものになれば」という想い。
自分も、いち志望者であったとき、
プロのライターの日々の記録が
「自分の夢見る世界の一端」を垣間見させてくれたようで
「ゲームシナリオライターになる!」という未来へ進む、
良い熱量になっていた。

自分のnoteが果たして、そうしたものになるかはわからないし、
そこに熱をかけるのであれば、作品に注ぎたい、
というのが本心なので、本当に「気まぐれ」で
更新したり、更新しなかったりするかもしれないけど。

気が向いたら、少しずつ公開していければと考えています
「ゲームシナリオライターの(自分の)日常」を。

最近は、コロナ禍によって
Twitterなどもマイナスな情報が多く、行き交っています。
そんななか、少しでも「自分も頑張ろう」といった
「灯火」「着火剤」になれば……

そんな願いをこめて、まずはこれを
「今後始めるかもしれないこと」の序文としたい。

「ゲームを創りたい」
「ゲームの物語を紡ぎたい」
「ゲームって、面白い!」

そうした炎にちょっと追加する、火にでもなれば幸いです。

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