免許合宿14日目「路上での恐怖」

免許合宿14日目
日記作成者 下島
半谷との関係 良好
帰りたい度 100
朝食 納豆、味付き海苔、ウィンナー、味噌汁
昼食 ミートパスタ サラダ
夕食 トンカツ、揚げナスの煮浸し、ポテサラ、味噌汁

最近、朝食戦争がめんどくさくなってしまい、半外に一声かけて当然断られ、それから献立を見て一人で行くかどうか決めることにしている。朝って基本眠いから、寝たいが勝つ日も多くなってきた。今日は納豆ご飯だったので一人で食べてきた。やはり朝は食べるべきである。

今日からは本当に忙しい。今まで1日に2時間とかだった教習が急に7時間とかになる。どういうプランの組み立て方なのか。しかしもう延泊はできないのでここはやるしかない。始めたでた路上教習は、速度制限をピッタリ守るのが難しすぎて何度も超過して怒られた。ていうか僕も超過してんのにバンバン追い抜かされるが?ほんとにあいつらのせい。
そしてやっと速度を守れるようになってきた、そう感じたその時。僕は後続に嫌なオーラを感じた。気にせずに走っていると、なんかついてくる。車間距離も全然とっていない。おばちゃん教官がそれに気づき、コースを外れて何回か曲がった。しかし後続車はピッタリとくっつき、明らかに遠回りしている道のりをどこまでもついてきている。そう、僕は初めての路上教習で煽られたのである。怖すぎる。まだ対向車がめちゃくちゃ怖いくらいなのに、後ろから煽られている。やばい、死ぬ。心からそう思った。おばちゃん教官は「お前どんだけ人気なんだよ!笑」と言ってきた。それどころじゃねえってまじで。どんどん車間距離も詰められてる気がする。このまま殺られるくらいなら殺ってやる。今ここで僕が急ブレーキを踏んで止まってやれば…そう考えてしまうとこまで来ていたが、おばちゃんは呑気に外を見て「あそこで栗拾ってるおじちゃん、もっといい場所あるの教えてあげたいな」とか言ってた。何その余裕?実はこれ全然怖くないやつか?僕は不思議と心が落ち着いてきた。するとさっきまで黒塗りのベンツだと思っていた後続車は、よく見たら黒いだけの軽だった。まあよく考えれば教習車煽るなんてダサい真似できんの、軽くらいだよな。マジでどうでも良くなった僕は、そのまま授業を終え学校へ戻ってきた。黒軽は学校の手前までついてきてたが、全く気にならなかった。黒軽だけに、滑稽でした🥷

そして今日何より酷かったのは、学生芸人であるのがバレたことに対するいじりである。もうとにかくいじられまくる。ボケ大魔神はトイレで会うと「この後の学科の授業で15分程度ネタをやってもらいます」と言ってくる。嫌だし、長尺なのはなんで?授業中もひたすらいじってくる。ひたすらつっこむが、周りは僕のことを「仮免1回落ちてる人」として見ているので視線が痛い。僕はチヤホヤされるのは好きだからまだ耐えれたが、半谷は一日が終わったあとは「本当」の顔をしていた。

明日からもこんなにいじられるのであろうか。大学お笑いが、o-keisが恋しい。僕の居場所はここにはない。早く、早く僕を解放してくれ。

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