国内VC上位24社をから最新投資トレンドを分析した結果…

ネットにて国内VC上位24社の2010年～2014年の投資リストを発見したため、投資件数ベースで分析をした。

１．VC上位24社の投資は561件、独立系とIT系で6割
２．投資件数は、1位教育・HR、2位B2Bソフト、3位EC
３．分類特化は、B2Bソフトが3社、EC2社、広告2社

１．VC上位24社の投資は561件、独立系7社（3割）、IT系7者（3割）、金融系が4社(2割)で8割

とりあえず10件程度～の投資件数をもつVCは24社あるので、こちらをベースに分析

件数では独立系VCが7社（3割）、IT系7社（3割）が多く、独立系は、ジャフコ、インキュベイトファンド、East Venturesなどがあり、IT系は、CAV、DGインキュベーション、YJキャピタルなど。

また、金融系は4社だが、全社TOP5に入っている。ニッセイキャピタル、三菱UFJキャピタル、SMBC ベンチャーキャピタルなどがある。

２．投資先件数は、1位教育・HR（76件）、2位B2Bソフト（72件）、3位EC（70件）

投資先事業別の投資件数を見ると、1位教育・HR（76件）となっており、そのうち17社は、CAVが投資している。

その後、2位B2Bソフト、3位EC、4位その他B2C、5位広告、6位動画・VR・ゲームと続く。

３．分類特化は、B2Bソフトが3社、EC2社、広告2社

VCの中には、特定の分野に投資件数が偏っているケースが散見された。

たとえば、B2Bソフト領域への出資件数だと、産業革新機構、NTTドコモベンチャーズ、グリーベンチャーズなどが投資件数が多い。

続いてEC領域では、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、GMOベンチャーパートナーズの投資案件が多い。

みずほキャピタル、日本ベンチャーキャピタルなどのVCは、広告領域への投資件数が多い。