【朗読まとめ第二巻】吉川英治作/宮本武蔵 風の巻

■風の巻 第二巻は、又八とお杉婆が躍動!
 お杉に言いくるめられて、なかばとらわれの身となったおつう。これも、又八とはっきりと縁を切り、武蔵と結ばれるためと、お杉のいびりにも耐え忍ぶが、むろん婆が約束を守るはずもなく、か弱き乙女の喉元に、お杉親子の切っ先が迫る!
 武蔵は出てきません。

■吉川英治の宮本武蔵は、朝日新聞にて、1935年から1939年まで連載。戦前の作品です。小説の大部分が吉川先生の創作でありました。冒頭では、関ヶ原の西軍に参加したことになっていますが、父の新免無二は、東軍黒田家に仕官しており、九州での参戦説もあります。
 戦後の出版では、GHQの検閲をくぐる必要があったため、吉川先生本人による改訂が行われました。戦争侵略を連想させるもの、殺人や死に関するもの、封建主義的なもの、皇室に関するもの、の表現を大幅に変更、もしくは削除されており、戦前と戦後のもので、かなり違うようです。
 戦後出版されたものは、基本的にこの改訂版にあたります。本朗読も同じく。

■風の巻、第二巻もくじ
次男坊
0:00 一
4:22 二
8:56 三
13:31 四
17:45 五
22:03 六
26:08 七
30:15 八
33:56 九
38:39 十

ふくろ路地
42:51 一
47:34 二
52:23 三
57:18 四
1:01:46 五

悲母悲心
1:06:34 一
1:10:55 二
1:14:55 三
1:18:44 四
1:22:59 五
1:27:04 六
1:31:19 七
1:35:44 八
1:39:30 九
1:43:44 十


1:48:23 一
1:53:04 二
1:57:02 三
2:01:18 四

2:06:13  今後の配信について
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