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僕がお茶屋さんをはじめたわけ。①

先月、湯河原にて、BORDERLESS TEAをテーマに掲げたお店「サ行」をオープンしました。
なぜ、この名前かは、またの機会にお話しすることにして、そもそも僕がお茶屋さんをはじめた理由をこの場でお話しできればと思います。お店のテーマから、その理由や思いを感じきるのは困難なので、そこも含めてお話しできればと。

僕は今から一年前、中国へ渡りました。わずか3ヶ月という期間ですが、そこでの経験が、今のお店に繋がります。

中国人も日本人とも変わらないくらいお茶を飲む事を知りました。なんなら、日本人より飲む。ということです。

そして、僕が、飲んでいるお茶の幅の狭さを感じました。そして、きっと僕だけじゃないと思いました。日本人が、日常的に飲むお茶と言えば、緑茶、玄米茶、ほうじ茶、麦茶、、、好きな方は紅茶や烏龍茶、ジャスミン茶といますが、そういう方は極めて嗜好的に楽しんでいる人が大半かと思います。日常的にお茶と言えば緑茶、しかもペットボトルが主となっていた自分は、すごくもったいないことしてた!と感じたのでした。それは、自分の気分や体調、飲む時間帯に合わせてお茶を選んでいる中国人に感じさせられた事でもあります。ちなみにこれもビックリしたんですが、中国で一番消費されるお茶は緑茶です。

お茶ってこんなにいろいろあって美味しいんだ。っていうのが一番大きな僕の気づきでした。同時に感じたのが、あー、家族や日本の仲間に共有したい、こんなにもお茶っていろいろあるという事を。これが初期心情です。

ここから、お茶について少しずつ考え始めるようになります。とにかく、いろんなお茶を体感したいと思うようになりました。知識もまったくなかったですが、知識は日本に帰った後に、日本語でまとめて学んだ方がいいだろうと。

そこから、お茶ライフが始まりました。

次回続きを、書きます。

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