見出し画像

「カスハラ」が、市町の勢いをなくす原因

先日、地元紙を開くと「自治体職員半数【カスハラ】経験」の
見出しを見つけた。内容を読むと、自治労発表の記事らしい。
住民からの迷惑行為・悪質クレームといったハラスメント、
「カスタマーハラスメント」を受けているという調査報告。
具体的な内容は「暴言や説教」「長時間のクレームや居座り」が主。
カスハラを受けた職員の66%が「強いストレスを感じた」と答え、
カスハラを受けた影響は「出勤が憂鬱になった」(56%)。
「仕事に集中できなくなった」(44%)「眠れなくなった」(22%)。
退職直前、数年間は、私もこの「カスハラ」に悩まされ、
同じような影響をずっと受け続けたので、気持ちはよくわかる。
そして退職して数年経っても、そのストレスは残って消えない。
だからこそ、言いたい。「実態の分析ではなく、対応策を」。
学校における「モンスターペアレント」みたいなもので、
結局は、あまり刺激をせず・・程度で何も対策は示されていない。
「カスハラ」の前提は「俺も一市民だ」であり、
「住民の意見に耳を傾けるのが行政だろう」と言いがかり。
自治体が毅然な態度で望まない限り「カスハラ」はなくならず、
公僕として何も抵抗できない職員は、どんどんやる気をなくすだけ。
それが「市町の勢いをなくす原因」と私は強く主張したい。
でも「カスハラ」・・直接受けないとわからないかもなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?