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博物館は「無目的」「無計画」「無制限」

お気に入りのラジオ番組「高橋源一郎の飛ぶ教室」。
今回のフレーズは「キリンの研究者」の郡司さんから教わった
博物館の基本的な考え方。
いろいろなものを、解剖し保管する役目がある博物館は、
解剖の狙い、理由などを決めながら、将来的に役に立ちそうなものを
効率よく集めていく施設と理解していた私は、面食らった。
100年後に役に立つかもしれない、そんな可能性を考え、
博物館が収集、保管の考え方は「無目的」「無計画」「無制限」。
どれだけ広いスペースが必要なんだ・・と思いながらも、
今の時代に求められる「「目的」「計画」「制限」とは真逆。
だから、とっても新鮮に聞こえた「博物館」の考え方かもしれない。
展示しているのは、ほんの僅かな部分。
バックヤードには、その何十倍、何百倍の資料が積まれている。
そう考えたら「博物館」に足を運びたくなってきたなぁ。


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