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人材を探せる人材を見つけること

最近よく観るのは、NHK番組「英雄たちの選択」。
この番組は「歴史を大きく変える決断をした英雄たち。
その心の中に分け入り、ほかにどのような選択肢があったのか?
スタジオには、異分野の専門家が集結して、
英雄たちに迫られた選択のメリットやリスクを検討し、
歴史的決断の意味を深く掘り下げていく」というもの。
話題にしたかったのは、
今年の大河ドラマの主役「渋沢栄一」の回。
日本資本主義の父といわれる渋沢栄一が、
幕末、同志を集め、幕府を打倒する作戦を練り、実行目前だった。
若き日の栄一の青春に、スポットをあてた。
彼の功績は、誰もが認めるところであるが、この彼を見出した
「一橋家重役・平岡円四郎」にも話が及んだ。
私は、なぜかこの視点に反応してしまった。
今私たちが大切にしなければならないのは、
「人材を探せる人材を見つけること」
巷では「スカウト」と呼ばれるが、特に職業に拘らず、
これからの日本(業界)にとって大切な人材だと思ったら、
目が出ていない状態から、支援していく広い心を持った人。
ある程度有名になってから、スカウトするのは容易だが、
無名の時代から、将来性を見込んで育てていくには、
それなりの目利きが必要となってくる気がするから。
自分が自分が・・と、自己主張する人が多い中で、
こういう人材を探すことは、難しいのかなぁ。

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