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変わるための一年だったので

連日の相撲ネタですが・・
大相撲11月場所は、照ノ富士の6回目の優勝で、幕を閉じた。
昨年の11月場所は小結。そして初場所ではまだ関脇だった彼が、
安定感を増しながら、一年後は、1人横綱として全勝優勝を飾った。
あまり話題にならないが、今場所活躍した「阿炎」も、
新型コロナウイルスの感染が広がる中、
大相撲の力士が接待を伴う飲食店に出入りした問題として
3場所の謹慎処分を受け、昨年の初場所では、幕下16枚目。
休場明けの3月、5月場所を、幕下全勝優勝。
十両に上がった7月で好成績を残し、9月には十両でも優勝。
そしてこの11月でも、大活躍で一年を終えたが、
「この一年を振り返ってもいかがですか?」の質問に、
「変わるための一年だったので」と、キッパリと答えた。
当時の相撲協会が引退届を受理せず、現役続行を前提に、懲戒処分。
この粋な計らいに、必死に応え結果を残す形となった。
一年くらいの年月を一所懸命やらないと、変われない証かもしれない。
「変わるための一年だったので」は、とても爽やかに心に響いた。
来年は「朝乃山」が「変わるための一年」に挑むこととなる。
彼の奮起を期待して、温かく、見守っていきたいなぁ。

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