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100点満点で100点だけど、100点を越えられない

何度も紹介しているNHKラジオ番組「高橋源一郎の飛ぶ教室」
ゲストは、芥川賞を受賞した、宇佐見りんさん。
受賞作「推し、燃ゆ」について、作家の高橋さんは大絶賛。
けれど、期待も含めて、こうも表現していた。
「100点満点で100点だけど、100点を越えられない」と。
きれいすぎる終わり方に、拍手喝采なのだが、
120点とか200点は、もらえない・・ということなのだろう。
もちろん「100点満点で100点」はいいけれど、
何か完成しすぎていて、伸びしろみたいなものが・・と。
彼女自身もそう感じていたのか、うんうん、と頷いていた。
(ラジオだから、雰囲気を感じただけだけど・・(笑))
マスコミの取材にも言えなかった、彼女の今後の悩みを、
高橋源一郎さんは、見事に言い当てたから、素敵だ。

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