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垢抜けることは美男美女になることではないし、「垢抜け」は誰もが実現できる

このマガジンの終わりに「そもそも垢抜けとは」ということについて説明したい。

私が垢抜けについて語ろうと思ったキッカケは、子どもたちの保護者の立場で様々な場所に出入りするようになったことだった。たとえば公園、児童館、キッズパーク、幼稚園、小学校。

そこに、カリスマ的なオーラを放っている人とか、モデルみたいな人とか、写真映えしそうな美男美女というのは基本的に存在しなくて、ざっくり言うとみんな「ごく一般的な保護者」なのだけど、よく見渡してみると「あ、この人とはキッカケがあれば楽しく話せそう」「この中だったら…あの夫婦なら飲み仲間になれるかも」と思う人と、そうでない人、というカテゴライズができること、というか反射的に私はいつもそうしたカテゴライズをしていることに、ある時気づいた。

まだ話してもいないのに、楽しく話せそうな気がする相手と、そうじゃない人というか、そういう気にもなれない相手がいる。自分の中でそう仕分けされていく。

この違いは何だろう。私はどこで区別しているんだろう。そう考えていった先に、「垢抜けている人」に対しては親近感を覚えたり、「この人はある程度の賢さがあるはずだ」というような安心感を抱く自分がいる、ということに気づいた。


「垢抜ける」という現象は、美男美女でなくとも起こる。パッと目を引くような華やかさなどがない、ごく一般的なパパママでも、「垢抜けている人」と「芋くさい人」がいる。

逆に言うと、美人やイケメンであれば垢抜けて見えるってものでもなくて、それは私が長い間芸能界に身を置いていたからこそ、よくわかる。

モデルとして撮影現場に行くと、メイクアップされる前・着飾る前の私服のモデル仲間を目の当たりにするわけだけど、顔立ちはド級のイケメンでも、私服の時は「えっ、、、人って顔が良くても、こんなに冴えない感じになれるんだ」という風貌であることが多々あった。

歌手になるためにボイストレーニングを受けていた時、私の先生は錚々たるアーティストの担当をしていたから、自分の前後がスター級の芸能人であることが多々あったのだけど、「えっ?!!!!今のって、女優の〇〇?!!えっ!!!オフの姿、芋すぎないか…?!!!」と衝撃を受けたことも一度や二度じゃない。

顔立ちの良さは、垢抜け度と相関しないことを、私はこの時期に学んだ。垢抜けて見えるかどうかは、垢抜けに必要なポイントを押さえているか否か次第すぎる…!!!


人は垢抜け度に比例して、可愛く・カッコよく見える傾向はあるけど、可愛くなくても垢抜けている人やカッコ良くなくても垢抜けている人は存在するし、顔立ちは間違いなく可愛くても垢抜けていない人もいるし、「垢抜ける」ってことだけでいうと、それは自分史上一番可愛くなることでも、美人になるためにベストを尽くすことでもないと、私は考えている。

そういうクオリティを目指すなら、垢抜けるための工夫とはまた別の次元の努力がいる。

美しくなることを目指すなら、歯並びはマストで整えた方がいいし、より可愛くなることを目指すなら、似合わせを研究した方がいいし、人によっては痩せたほうが良かったり、体つきを管理する必要も出てくる。

写真映え・映像映えするような自分を目指すなら、「垢抜け」というゴールでは全然弱い。芸能人になるなら、あるいはリアリティーショーなどに出てビジュアルを評価されることを目指すなら、垢抜けよりも、もっとかなりストイックな外見の作り込みが必要になる。

だけど、ごく一般的な世界線において、肉眼で見た時に「オシャレな方の人だ」と思われたり、「垢抜けてる方の人」と認識される、ということがゴールなのであれば、ストイックさは必要ない。

「垢抜ける」だけならば、今回紹介した7つの法則を押さえれば十分、というか、「垢抜けるって、こういうことだな」と、一般的な世界線で過ごす中で私は強く感じた。

そして、人は絶対に垢抜けた方がいい。
垢抜けない方がいい人生ってないと思う。

垢抜けるだけで、他人からの評価は大きく変わる。見られ方が変わる。見下されづらくなる。頭が悪い人だと決めつけてかかられなくなる。比較的賢い方の人から親近感を持たれて誘われるようになるし、世界が治安の良い方向で広がるようになる。

垢抜けていない見た目で生きることは、自分の人生の治安を悪くしてしまうことだと思う。ゴミが落ちてる場所ではゴミを落とされやすくなるような現象が、垢抜けていない状態で生きていると起こる。悪いものを引き寄せる。

垢抜けることは、美人になることではない。どう見ても美人ではなかったり、盛大に太っていたり、禿げていても、垢抜けを実現している人は沢山いる。身長も顔立ちも、何もかも関係ない。

生まれ持ったものや、体型や体質によって天井が決まってくるのは、美人やイケメンやカリスマやスターを目指す場合であって、垢抜けは、誰もが実現できる範囲内の身だしなみだ。

だけど、垢抜けているかどうかの差は、生きる世界線を確実に変える。大袈裟ではなく人生が変わるから、この7つの法則で「考えたこともなかった、やってなかった」ということがある人は、どうか実践してみてほしい!

垢抜けたほうが、人生は絶対に楽しいよ。ストレスが減る。いい気分で生きられる。

このマガジンが、「自分史上最強に垢抜けた自分作りをしてみよう!」と思うキッカケになったら、すごくいいなと思っているよ。

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