ドロップの麻雀遍歴・後編
イベントを終えしばらくして、リアル麻雀の楽しさを覚えてきた頃。
店主の松本京也プロからお誘いを受けた。
【四国TEAMリーグ(西日本TEAMリーグの前身)】
M-SPACE主催の、年間で優勝を決めるチーム戦。
…が、当時の自分はまだ点数計算もおぼつかない、チョンボやアガり放棄を頻発するレベル。とてもじゃないけど自信はない。
少し考えたが、この頃ちょうど麻雀以外の自分(趣味や仕事や生活)に色々思うところがある時期で、現状を少しでも変えたくて、背伸びして頑張って出てみようかなと思った。
やるだけやって、行き詰まったらそこで考えよう、と。
そして最終的に結成されたチームが「アシュラ」。
ちなみにプロ入り前の
・久保隆徳プロ(日本プロ麻雀連盟四国支部)
・本田翔大プロ(日本プロ麻雀連盟四国支部)
がおります。
チーム全員、M-SPACEで会ったことがあるかどうか程度の面識でしたが、
まさかそこから4年間共にすることになるとは…!
ちなみに掲げた自身のシーズン目標は、
「チョンボ・アガリ放棄をしない」。
つまり成績は二の次、とにかく迷惑だけはかけないように…のスタンス。
なおチーム最終成績は予想を超えてとんでもないことになる(※後述)
【ハイパー上振れ期】
「とりあえず人並みに上手くなりたい…」
TEAMリーグも踏まえたうえで、
まずは麻雀の基礎固めをしたいと思ったので、
「動画と書籍で知識を得る」→「リアルで打つ」、の繰り返し。
高度そうなことは敢えて考えず、できそうな範囲に絞った精度向上に注力。
(何故なら自分には同時にたくさんのことを考えてこなす能力は無いと分かっているからだ)
で、それを1年粛々と続けたら、
なんか色々うまいこと噛み合いすぎたらしく、M-SPACEの
年間で+5100.7ポイント(739打数)とかいうわけのわからない成績が出る((((;゚Д゚))))
さらにM-SPACE主催タイトル戦でも結果が出る。
「第1期 四国無双リーグ(前期)」優勝
「第1期 四国無双リーグ(後期)」優勝
「第1期 愛聖位戦」4位
「第1回 M-SPACEトーナメント」3位
どういうことなの…
何が嬉しいかって、もちろん結果が出たのも嬉しいんだけど、
遠く及ばない強い人たちに囲まれて真剣勝負ができたのが一生レベルの宝物なんですよ。
(ついでに麻雀のことを考える時間が異常に増えたおかげで、
今まで仕事その他諸々について悩んだりもやもやしてた時間が消し飛んで
メンタルヘルスが向上するという思わぬ副産物を得た)
そして極めつけは
「四国TEAMリーグ アシュラ準優勝」。
愛媛エリア 13チーム中1位のみファイナル進出
という狭き門のなか、1位通過 → ファイナル準優勝。
(ファイナルではゲストの滝沢和典選手、日向藍子選手と同卓できました)
チーム戦とはいえ、自分は運を使いすぎではないか?
【いち麻雀プレイヤーとして】
色々端折りますが、結局4年半打ち続けた結果
+14206.7ポイント(3291打数)(2024年7月末現在)
…なんか我ながらよく頑張ったわ(ヽ´ω`)
果たして技術向上したのか?と聞かれたら、
間違いなく今のほうが良いのだが、水準としては全然低いと思います。
だって未だに読みの話ついていけないんだもん。
ただ、半分なにかに取り憑かれたようにずっと打ってました。
そして色々な方々と打ち、競技大会など色々と経験し、楽しいこともいっぱいあったけど、しんどいこともあり、色々と悩んでいった結果、
競技麻雀は一旦区切り付けようと思いました。
だいぶ疲れちゃったな。
いや今後も打つには打つのですが、
これから1年くらいは暇つぶしに気が向いたら楽しむ程度に留めます。
ただ一つだけ言えるのは、今の自分が形成されたのは麻雀を打ち続けたおかげだということです。
【おもひで写真】
【今まで同卓できたMリーガー】
生で見ただけじゃないぞ!ちゃんと同卓したぞ!
M-SPACEイベントやプロ連盟四国支部記念大会+ときどき東京遠征
でこんなことになった。愛媛にずっと住んでてこれは結構やばい気がする。
(イベント主催者には感謝の気持ちしかない)
たぶんMリーグ1年目の自分に教えたら卒倒するわ…
【さいごに】
麻雀を打つ人には色んな方がいて、
初心者からベテラン
いわゆるエンジョイ勢・ガチ勢
リアル・ネット
競技麻雀・健康麻雀
セット・フリー
ノーレート・オンレート
四人打ち・三人打ち
プロ(団体もそれぞれ)・アマチュア
運営やスタッフで携わる方
ルールもさまざま
フィールドもさまざま
求めているものもさまざま
打つ頻度もさまざま
みんなそれぞれの楽しみ方・関わり方をしていて、
頑張っている人はみんな応援したいし
楽しめることは尊い。
結局何が言いたいのかまとまってないけど、
自分はこれからも自分の好きなように関わっていきます。
では、またどこかでお会いしましょう!