電車

「春だったら明け方好きだけど夏だったら「近所に良い感じの幼女がいたので法的にかっさらってきました」」「・・・。」「・・・。」「割り込むなよ婆」「そちらこそ」「うるさい、こっちは兄貴ととりかえられてえらい目にあってんだ」「鏡、鏡は」「川の流れがさ、こう、なんていうの、つねにちがうんだなあ、うん」「ねえねえ俺一発で扇を射落としたんだけどスゴくね？」「鳥部山のさ、煙がいつも消えないのってエモい」「ほれ鏡、鏡」「亀を助けただけなのに」「たびに出るんだ、道祖神が呼んでいるから」「東海道、ダチと歩いてくる」「そういや聞いた？最初に乗ってたオバさんのどっちか、地獄行きらしいよ」「マジで、そういやお経を耳に書き忘れると、もがれるらしいよ」「だれに？」「さあ」「にゃーんにゃーん」「猫が乗ってる」「背中が痛いしやることないから食ったもの書いてる」「・・・あげた前髪、良き。すっごく良き」「カムパネルラ？」「じゃーねージョバンニ」・・・「国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった」・・・「7月6日はサラダ記念日」・・・「転生したら・・・」「　　」「　　」「　　」

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フヒハさん企画 #五百字小説遊戯