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まじめに頑張ってても愛されはしない。

マジメにコツコツと確実に失敗なく仕事をこなす自分よりも、ミスしまくってるけど愛想よく誰とでも仲良く話せる人の方が愛されるよね。

昔からずっと思ってた。子供の頃は真面目にしかやれないのが歯痒くてみんなみたいにふざけたり、ちょっとサボったり、ちょっとだけ悪いことしてみる事が出来なかった。勉強は出来ないけどコミュニケーショ能力の高かった友達は私を確実に下に見ていた。今思えば彼女にとって常に私が自分よりも下の階層に存在している事がとても重要だったのだろう。思い出すと腹が立ってきた。クソが。

社会人になってからも真面目に仕事しすぎたのと、あまりにも周りが不出来な奴らばったりだった不運が重なって何でもかんでも全部面倒な仕事は自分に降ってくるようになった。自分がやらなきゃ自分しかできないんだからと(実際は全然そんな事ないのに)無駄に気負って自分を追い込みすぎて心を病んだ。

仕事は出来なくてもキャラや愛想で出世していく人を見て、自分は一体何をしているんだろうって頭がクラクラした。(余談ですが、この会社はキャラで出世させるようなバカな幹部しか居ない会社だったので辞めました。そして同じように真面目に頑張ってた人が一斉に辞めてしばらくした頃に会社ごと無くなりました。)

しかし、あっち側の人はなぜそんなにミスを連発してるのに落ち込む事なく楽しそうに仕事ができるのか、ミスした2分後に談笑が出来るのか。謎でしかない。

なぜ失敗を恐れないのか。ポジティブモンスターなのか?

ネガティブで失敗が恐ろしくて仕方ない自分には理解できない。何人も巻き込んでミスのフォローされたら自分だったら申し訳なさと恥ずかしさとで発狂しそうになり海よりも深く落ち込むだろう。

だから新しい仕事を覚える時はマジメにメモを取り、不安があれば先輩に確認し、データのアップロード前には何回もチェックを重ね、誰の手も煩わす事なく1日を終える。

そんなの当たり前だから誰にも褒められないし、誰にも迷惑をかけず淡々と仕事してるから誰とも絆は深まらない(そもそも職場に絆を求めていないのだけれど)


なんの為に真面目にやってるのかって考えたらほぼ自分のためで。落ち込むのが嫌なのだ。ただただ自分が嫌な気持ちにならないように日々真面目に働いている。別に愛されたくて、仲良くしたくて仕事してる訳じゃないって気付いた。

とは言いつつも、今日も愛嬌で乗り切るタイプの人間を目の前にして、真面目にやっててもなーんも報われないなぁと若干の虚しさを覚えたのでダラダラと書いています。

でも真面目に頑張ってるとごくごく稀に見ててくれる人がいて、ごくごく稀に報われる事がある。
ごくごく稀にいる見ててくれる人に出会えたらラッキーだなって。

もうそれでいいやって思ってるし、それって最高だなって思ってる。

明日も真面目に働いてきます。





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