観客5名の野球観戦
こんにちは、Shimizu_Tです。
今日は、GW中に見に行った野球の試合について。
野球の試合を見に行くといえば、東京ドームや甲子園などプロ野球の観戦のことかと思われるかもしれません。
しかし、プロ野球だと観客が5名ということは、ありえませんよね。
私がGW中に出掛けたのは、自宅近くの市立球場で開催されていた、中学生の硬式野球の大会です。
中学生の硬式野球は、学校の部活で行われているところはほとんどないらしく、各地にあるクラブチームで活動が行われているようです。
GWということで、泊まりがけの遠征がしやすいということなんでしょう。
地元のチームだけでなく、関東や関西など様々な地域からチームが集まっており、32チームがトーナメント方式で対戦する3日間の大会でした。
32チームということは、優勝するまでに(3日間で)5回連続して勝つ必要があり、私が観戦に行った最終日は、準決勝2試合に続けて決勝も開催するという、ハードな日程になっていました。
しかし、ビッチャーには、球数制限があるらしく、1試合で80球までしか投げられないとか、そのあたりは、選手の健康面にも配慮されたルールが決められているようです。
前置きが長くなりましたが、入場料無料のこの大会は、新聞などでも報道されていないためか、観客がほとんどいなかったのです。
ですから、私は、バックネット裏の特等席に座ったものの、前後左右には誰もおらず、GW中にもかかわらず、混雑とは無縁の状態で野球観戦をすることができました。
準決勝、決勝と見続けても、周りの一般観客は全く増えず、決勝の途中でスタンドに座っている人数を確認したところ、両チームの関係者(応援の父兄など)を除いた一般観客(つまり、私のように、チームとは関係ない観客)は、たぶん5人しかいませんでした。
しかし、観客が5人といっても、あなどってはいけません。
試合のレベルは非常に高く、無料で見せていただいては勿体ないくらい、レベルの高い内容でした。
塁間やマウンドの位置も含め、グラウンドの広さはプロ野球と同じであるため、内野の深いところにゴロが飛ぶと、1塁への送球は中学生では難しいのかなと思いきや、プロ野球の某チームの守備陣に見せたいくらい、正確な送球をして、悪送球などはほとんど見られないのです。
さすがにトーナメントを勝ち上がって来るだけに、強いチームなんだろうと思いますが、中学生でこんなハイレベルな内容の試合ができるのかと感心してしまいました。
しかも、バックネット裏の席で見ていると、ピッチャーの投げる球の軌道がよく見え、カーブの曲がり方などが、よく分かるんです。
テレビでプロ野球の試合を見たり、たまには球場へ見に行ったりもしますが、その時は外野や内野せきなので、やはりバックネット裏で直に見ると、迫力が全然違うなぁと実感した次第です。
機会があれば、プロ野球の試合をバックネット裏の席で観戦してみたいと思うのですが、プロ野球の場合、おそらくそういった席は年間予約シートであって、一般販売はされていないでしょうから、ほぼ無理なんでしょうね。
タダで・・とは言いませんが、どこかでチケットが手に入らないものでしょうか(オークションサイトなどでは、出品されているのでしょうか?)。
ここ迄お読み頂き、ありがとうございます。
いつものように、締めくくりはこの言葉で。
「毎日が、心穏やかに過ぎますように」