命つなぐアクション

8月4日。松田直樹さんの命日です。

あのときの衝撃と悲しみを忘れることはありません。今年も多くの方がSNSを通じて松田直樹への想いを寄せていました。今でも愛されてるって、サッカー界にとって本当に大切な人なんだなと、毎年毎年思い知らされます。

昨年、マリノスが「命つなぐアクション」という活動をスタートしました。

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心停止は、いつ誰に起こるかわかりません。そのときに命をつなぐための心肺蘇生法(CPR)を誰もができるように。という想いのもと立ち上がったプロジェクトです。

Jリーグの社会連携プロジェクト「シャレン!」に興味を持っていて、松田直樹が長くプレーしたマリノスを応援しているので、少しでも学んでおきたいと、昨年8月3日横浜F・マリノス対清水エスパルスの試合前に行われた「ペットボトルを活用した心配蘇生の訓練」に参加しました。(当日の模様はNHKのサンデースポーツで特集されました。https://www.nhk.or.jp/sports-story/detail/20190819_3976.html)

ここで学んだのは

・横浜の救急車の到着までの時間は平均8分

・この8分で心配蘇生が実施できるかが生存率に大きく関わること

・大人が正しく心配蘇生するのは体力的にどんなに長くても2分(マジでしんどい、最低でも4人の大人が必要)

ということ。

医療従事者であるかないかに関わらず、ひとりひとりがCPRの知識とスキルを身につけることができれば多くの命をつなぐことにつながります。

この命つなぐアクション。今年はマリノスだけでなく、Jリーグに拡大しました。各クラブのTwitterにて、命つなぐアクションのハッシュタグとともにAEDの設置場所を確認しましょう!というメッセージの発信がありました。

何年経っても変わることがない悲しさはあれど、松田直樹の死から学び、前に進んでいかないといけないですね。



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