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いわゆるFairchildコンプレッサーとは?

タイムコンスタントについては何だろな~とずっと思ってて、やっと調べたので、まとめ。

短いアタックと、長めのリリースの組み合わせが特徴
うるさい高音をまろやかにするのも付加的特性
フィードバック方式(リダクション後の信号でリダクションする)、ソフト・ニー
レシオは入力に応じて1:2~1:20
バスコンプとして使うと短いアタックにより低域のパンチは損なわれる。サイドチェーンで逃せば問題ないっぽいけど。
リミッター的。薄くリダクションさせることで各パートをまとめ上げる。Fairchildの真空管とトランスを経由した信号は、一段と立体感が加わる。

タイムコンシスタントは
クラッシック的なものでなければだいたい1でいいとの事。ヴォーカルには3もいいという人もいる。

ポジション 1: AT - 0.2ms, RT - 300ms
最も速いアタックタイムとリリースタイムを提供し、ポップスやロックなどの現代音楽に適しています。

ポジション 2: AT - 0.2ms, RT - 800ms
やや遅いリリースタイムを提供し、よりナチュラルなダイナミクスを持つ音楽に適しています。

ポジション 3: AT - 0.4ms, RT - 2秒
トランジェントが多い素材や複数のピークを持つ音楽に適しています。

ポジション 4: AT - 0.8ms, RT - 5秒
モード3と似ていますが、アタックタイムが長くなっており、よりスムーズなダイナミクス変化を求める場合に適しています。

ポジション 5: AT - 0.2ms, RT – プログラム依存;
トランジェントには2秒
複数のピークには10秒
長いリリースタイムを提供し、例えばクラシック音楽の録音に適しています。

ポジション 6: AT –0.4ms, RT –プログラム依存;
トランジェントには0.3秒
複数のピークには10秒
一貫して高いプログラムレベルには25秒
最も長いリリースタイムを提供し、非常にナチュラルなダイナミクスを持つ音楽や、大きなダイナミックレンジを持つ録音に適しています。

プログラムレベルとは
音の強さや音量の平均的なレベルとの事(RMS?)。

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