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WAVES C6 Multiband Compressor 概要

WAVESのマルチバンドダイナミックEQ C6。 9割引のセールやってるけど実際どうなの?C4と違うの?使い方は?
ネット探してもあまりないので極力簡素に書いときます。

CPU負荷も軽量。音もクリアで癖を感じません。4つのスプリットされた帯域、2つの狭いQの自由な帯域のダイナミックEQ。
de-esser的な使い方、ボーカルでオケをダッキングしても凄くナチュラル。

※C6とC6"Sidechain"は一つのWAVES製品だが、DAW上では別のプラグイン扱いになる。
C6"Sidechain"のSplitとWideモードが分かりづらいが、
Splitモードは:SC信号と適応帯域は一致しているので、SC高域をトリガにInternalの低域を圧縮、などはできない。

・開発売り文句
「高度なマルチバンドダイナミクスシェーピングとEQ、ディエッシングとデポップ機能を備えたC6は、特にボーカルでのライブ使用に最適です。また、ノイズリダクションとしてポストプロダクション環境で驚異的に機能します。」

・見た目
オレンジの線:リアルタイムダイナミックEQカーブ
紫:コンプまたはエクスパンションの稼働範囲

・構成
Masterセクション
Behavior(圧縮のキャラクタ optとかある)
Master Knee
Global Controles (相対値保障の6バンド同時操作)
 Threshold
 Gain
 Range
 Attack
 Release

各帯域セクション
クロスオーバポイント(3つ)
Q(バンド2~5共用、バンド1専用・バンド6専用)

Threshold (InputVolインジケータ)
Gain
Range ※(レシオorエクスパンション)
Attack
Release

Outputセクション
メーター
Output

[C6"Sidechain"の場合]

Masterセクション
+Side Chain Mode
サイドチェーン信号(と内部信号)の周波数を
・Split:同帯域別で受ける
・Wide:全帯域で受ける

各帯域セクション
+Source
Internal:サイドチェインではない内部自身の信号
External:サイドチェインの外部信号でトリガされる




以上

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