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【第22週】日本ダービー「導きの飛行機雲」

切り捨てる理由はないのにオッズから見た妙味に欠けるから「来ないことを願うしかない」緑の帽子が飛んできた刹那、馬券的要素で今年の日本ダービーは終わった。銀のサリオス、生まれ落ちる時代が違えば、彼こそが二冠馬の称号を得ていたはずだ。
松山弘平のコルテジアに夢を見た、横山典弘のマイラプソディーに幻を見た。ワーケアは、ビターエンダーは、ガロアクリークはどのように走っていたのだろう。改めて映像を見返さなければ。繰り返し、繰り返し。
特殊な環境、絶大な支持。大きな重圧に打ち勝ったダービージョッキー・福永祐一に大きな拍手を送りたい。ワグネリアンが彼を導き、彼がコントレイルを導いた。音なきスタンド、そこにいるはずの十万の観衆が、思い思いに虚空へ目をやる。白く細長い飛行機雲が自由課題のキャンバスに描かれていった。令和二年のコントレイル、既に一番近い過去となり、果てしない未来を紡ぐ。
競馬は続く。人が馬を、そして人が人を愛するかぎり。歓喜と失意を織り交ぜながら、物語は永遠に続いてゆく。

【マイレージ残高】64,780円

加算マイレージ=800円
バイク 40km 800円 [20円/km]

今週の馬券収支=-3,000円
日本ダービー 馬連流し 5 - 3 8 10 11 14
コントレイル(福永)1着
サリオス(ごめんなさい)2着

予想らくがき帳
・前走皐月賞組健闘組を軸に考えるのが定石。前走・前前走が二桁着順の馬は消す前提にて問題ない。3歳初戦3着以下、そして前走からの乗替騎手の制覇は1985年以降なし(ただし複勝圏内はここ10年で5回)。
・アルジャンナは1枠白帽の浜中、これは昨年優勝ロジャーバローズと同じシチュエーション。
・ワーケアは府中に照準を絞って皐月賞を回避したローテーションが吉と出るか。新馬、二戦目の末脚は見事。
・コントレイルに死角なし、逆らえない。
・ビターエンダーは先行して好位につけるレースが定着している。直線での粘り強さが伺え、前残りが期待できる展開だけに無視はできない。鞍上一貫して津村という経過も良し。
・コルテジアは一枚劣るとは思われるが、鞍上は牝馬二冠の重圧から解き放たれた松山。
・ガロアクリークは皐月賞3着にも関わらず9番人気という不当な扱い。鞍上は日曜このレースだけに集中する川田に乗り替わりという構図。
・サリオスはオークスのデゼル同様、鞍上レーンの「東京2400メートル」の実績不足という観点から割引(馬券的妙味を期待しての願いに等しい思いではあるが)。反対にマイラプソディは横山典への乗り替わりというだけで惑星扱いに浮上。
・サトノフラッグ、武豊。弥生賞勝利後に残した『馬上からの景色が父親(ディープインパクト)と似ていた』という発言は、人々が青空(飛行機雲=コントレイル)を仰ぐ世相と目線のベクトルが逆でドラマ性を秘める。
・ヴァルコスは前走青葉賞が目一杯に追っての2着、さらに8枠という割引材料もあるが、井内利彰氏の調教評価が非常に高い点が気になる。ウインカーネリアンの先行力も穴的魅力あるが、こちらも大外枠ということで割引。
【マイレージポイント条件】
・ジョグ距離(km)あたり50円
・バイク距離(km)あたり20円
・スイム距離(km)あたり200円
・読書(図書館活用)完読した本の定価相当
・健康(駅まで徒歩)=片道200円
・健康(休肝日達成)=一日200円
・健康(ジム筋トレ)=フルセット200円
・健康(自宅筋トレ)=腕立て腹筋スクワット一回1円

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