見出し画像

ばってん少女隊9周年記念ライブ〜博多遠征の記録〜

まえがき

僕は横浜に住んでいるのでスタプラのローカル組(TEAM SHACHI、ばってん少女隊、いぎなり東北産)のイベントは関東に来た時くらいしか行けなくてグギってることが多かったんですよ。まぁ地方の人からしたらももクロのライブ関東ばっかりで逆の立場になるんですけど、だからそれはいいとしてスタプラDDだと全てのライブには行けません。日程がかぶることもあるし、そもそも全てのライブに行ってたらお金と時間が足りません。だから自分にルール(ライブに参戦する基準)を設けていまして、
一推しのももクロは際限なく参戦します。ただしツアーで東京公演があるときは地方は行かない。ソロ公演の地方も行きません。
二推しのAMEFURASSHIとばってん少女隊は関東でライブがあれば優先して行く。
他のスタプラのアイドルのライブは東京・神奈川で開催するときは行く。
フェスは見たいアーティストが3組以上出ていなければ行かない。

これらの基準を設けていても毎週のようにイベントがあれば財布と相談して行かないこともあるし、だから結局多くても月に3、4現場になります。
だから、ばってん少女隊については関東でしか見るつもりは無かったのですが、例外で去年の秋頃にやってた入隊式でアメフラとの対バンが大阪であったのには我慢できずに行っちゃいました。もしかしたらこの辺りからすでに基準が崩壊していたのかもしれませんが、最初にばってん少女隊の9周年ライブが福岡であると聞いたときは基準にのっとって行くつもりではありませんでした。だけど9周年=九州年というくだらない駄洒落に単につまらないからという理由ではなく笑えないわけがありました。もしかして10周年より9周年のほうが力入れてなんかすごいことすんじゃね?という考えがよぎり思わずポチってしまいました。10周年はそれはそれで盛大に祝うんでしょうけどね。
で、博多遠征することになりました。

博多に行ったことがあるのは以前仕事で北九州・小倉あたりに数ヶ月出張していた時期があり、その時に週末に数回遊びに行っていたことがあるのと、ももクロのファンクラブイベントをヤフオクドーム(現PayPayドーム)でやった時に遠征したくらいです。実はその時にばってん少女隊の前身グループだったF-girlsとしてお姉さんメンバー4人を見てるはずですが記憶にございません。すいません。ただ、福岡にも営業所があるんだという記憶だけはうっすらありました。
では、前置きがすごく長くなりましたが今回の博多遠征の記録を綴っていきます。


いざ博多へ -Day.1-

今回の遠征の日程は2泊3日で土曜移動、日曜ライブ、月曜帰宅。ライブ後急いで帰るの嫌だから月曜有給とって休んじゃいました。4月のももクロ春の一大事の京都遠征も同じく月曜有休で休んじゃって常習犯です。
まず土曜の午前中はダラダラ過ごします。お昼頃に新幹線のチケットをとって新横浜に向かいます。(飛行機でも同じくらいの値段で半分の時間で着きますが九州は記録的な大雨かもしれないみたいなニュースもあったので念のため新幹線にしました)
新横浜〜博多で4.5時間くらいかかりますが寝不足のせいか半分以上ばっしょーの曲を聴きながら寝落ちしてました。途中SNSを見ていたらちょうど博多に着く時間くらいにYouTubeで4月に行われたJAPAN JAM2024のももクロのライブが配信されるということを知りました。博多に着いても改札を出ずに中でベンチに座り15分ほどももクロを鑑賞。(アーカイブ残らないみたいなんで見れてよかった)ホテルに向かいます。

ホテルはライブ会場である福岡市民会館になるべく近いところにしたので博多駅から30分ほど歩いていきます。大雨の予報でしたが着いてみたら雨は降っておらず拍子抜け。チェックインして夕飯のため街に繰り出します。中洲に行ってみたのですが以前行ったときは昼間だったからマシだったのか、夜の中洲は歌舞伎町みたいで肌に合わなかったのでちょっと外れたところを散策してみることにしました。事前に博多で食べたいものを調べていて、焼鳥の皮(博多特有のぐるぐる巻きにしてあるやつ)と焼鳥なのに豚バラがあるということで焼き鳥屋を中心に探しました。入りやすそうな店があったので入店。
とりあえず生ビール。じめじめした中歩き回ってじっとり汗をかいた体に染み渡ります。
そして念願の焼鳥の皮を注文したら関東の皮と同じ形状でした。博多の焼き鳥屋が全部その形状じゃないんですね。豚バラも注文したところ売り切れとのこと。やっぱ人気があるんですかね。メニューを見たらごまさばがあったので注文。これも博多名物だと事前に調べてあったので楽しみにしていたらこれも売り切れ。結局普通の焼き鳥のメニューを堪能して終わりました。美味しかったけど特に博多らしいところはなかったので写真も撮らずにホテルに戻りました。土曜日終了。


昼飯〜物販 -Day.2-

翌朝、いつも通り6時くらいに起きます。ライブ当日ですが物販が13;30からあるのでその1時間前くらいには遅くても並ばないとグッズが売り切れちゃうかもしれません。それも以前、ばっしょーのライブでちょっと遅れて行ってしまったためグッズが買えなかったことやパーカーのサイズがなくて大きいサイズをしょうがなく買ったことがあったので(パーカーはサイズが大きくても格好がつくからいいけど)早めに並ぶことをオススメします。なので逆算してそれまでに昼飯を食べようと思い、無闇に歩き回らずに部屋でネットで店を探します。そうするとホテルから15分ほど歩いたところにShin Shinという有名なラーメン屋があり開店時間も11時とちょうどいい時間だったので開店前の行列に並びに行きました。外に出ると予報通り大雨でした。40分前に着いたらすでに8人くらい並んでいたので、さすが有名店と思いながら後ろに並びます。9人目なので開店と同時に行けます。

ラーメン全部のせ、半やきめし、餃子を注文。まぁ美味かったですけど並んで食べるほどかなって感じでした。後から知ったんですけどもつちゃんぽんというのがあるらしくそれがオススメみたいでリサーチが足りませんでした。ラーメン屋を後にし早速会場へ向かいます。

予定より早く2時間前に着いたのですが、すでに30人くらい並んでいました。でも30人くらいなら売り切れることはなく無事にお目当てのグッズを買うことができました。法被は元々買うつもりは無かったのですが実物を見ると買いたくなっちゃって買っちゃいました。そして前の8周年の生写真も持ってなかったので5セットだけ買ったのですが、なんと推しのうえりこさんのサインを引き当ててしまいました。

ももクロの生写真のサインは全然当てれないのにばっしょーはすでに何枚か引き当ててるからやっぱ分母が違う分当たる確率も変わってくるんでしょうね。それにしても1発で推しを引き当てるのすごくないですか。


ライブ本編 -Day.2-

開場までホテルに戻りひと休みして英気を養います。会場の近くに宿をとると楽でいいですね。時間になり会場へ。キャパは中野サンプラザとあまり変わらないくらいでしょうか。今回座席は3階席の後ろの方だったのであまりよくはありませんでした。席に着くと前の5列くらいがたぶん関係者席でスーツを着た集団やスタッフにアテンドされてる外国人集団、たぶん福岡営業所の子であろう集団とその家族がいて、外国人は法被を着せられていましたが他の人はほぼ私服でグッズを身に付けていないからたぶん関係者でしょう。ペンライトは何人か持ってる人もいました。
ってなんか中野サンプラザでのライブのレポートでも同じようなこと書いてた気がします。その時も関係者席の真後ろだったんで、実は僕も関係者なのかもしれません。

そしてついに9周年ライブが始まります。今回のライブはセットがほとんどなくシンプルでした。縦長のLEDパネル5枚に途中から現れた可動式の階段と高台、あと4枚の白い布が上から垂れ下がってくるやつ(これ前のライブでも出てきたからお気に入りなのかな?)セットがシンプルな分パフォーマンスで魅せなきゃいけないから大変です。でも毎回思いますがばっしょーのライブって音と照明がいいですよね。これくらいのキャパの箱だからなのか音が良くって、特にばっしょーの曲は重低音が響く曲があってここはクラブかってくらいに体にビンビンきます。(クラブ行ったことないからわからんけど)照明も怪しい雰囲気を作ったりメンバーカラーでカラフルにしたりで、音と照明でグッと世界観に引っ張り込まれる感覚があります。

というかこんなレポを見るより配信のアーカイブあるんで見てください。印象深かったところだけサクッと書きます。

・曲の途中にメンバーのソロダンスが割り込まれてて、それぞれ個性的なダンスでカッコよかったです。希山さんのソロダンスが可動式の高台の繋ぎ目の上で踊ってて、絶対大丈夫なようにスタッフさんが固定させてるんだろうけどヒヤヒヤしました。

・ちゃん瀬田と美舞ちゃんのペアで無敵のビーナスをスローなアレンジで聴かせてくれました。ちゃん瀬田の綺麗な声もいいですが美舞ちゃんの声が好きなんですよね。以前、スタプラローカリズムでばっしょーがいぎなり東北産のBUBBLE POPPINをカバーした時の美舞ちゃんの低音が良すぎて震えたのを思い出しました。思わず誰が歌ってるのか2度見したくらいです。今回のは低音ではなかったですが安定した歌声でした。またこの二人はスタプラで美人ランキングがあると上位に来るお二人なのでまさに無敵のビーナスな感じでした。客席のペンライトも青と紫で同じ系統の色なので統一感があって綺麗でした。

・そのあと残りの4人がJust mean it!をアップテンポなアレンジで魅せてくれました。めちゃめちゃカッコよくて、あまり韓国系のアイドル知らないんですがなんとなくカッコイイ系のK-POPアイドルのような雰囲気がありました。
次の曲が6人揃ってでんでらりゅーば!だったのですがイントロが鳴ってあの手首を曲げるフリを見た瞬間に何故かわからないですが安堵感を感じました。たぶんですが前の4人のK-POP的なカッコいいパフォーマンスに圧倒されてしまって、いつもの知ってるメンバーじゃなくどこか遠くに行ってしまったような錯覚を感じていたんだと思います。そこで6人揃ってのなじみのある楽曲を聴いて、いつものメンバーが戻ってきたような感覚になり安堵したんだと自己分析します。

・Oisaはやっぱり強い曲で一気に雰囲気が変わり、続くYOIMIYAも怪しい雰囲気と重低音でその世界観にさらに深くに引きずり込みます。
二人→四人→でんでら、Oisa→YOIMIYAこの二つの流れが今回のライブで印象的でした。

・アンコールではメンバーが客席通路に来てくれましたが関係者席を挟んでの通路だったからなのか、なんかあっさり通り過ぎてしまってちょっと寂しかったです。関係者とか関係なくたまたまかな。

・メンバーの挨拶では年下2人が上手くまとめられずとも想いの伝わるいい挨拶でした。特にりるあちゃんは現地ではわからなかったのですが後で配信で見直した時に挨拶の後に泣いていたのを見て本当に心から寂しいんだろうなと思ったし、本当に純粋な子なんだと思わざるを得ません。れにちゃんみたい。お姉さん4人は上手にまとめていて、うえりこさんは福岡で活動することの難しさや、それを言い訳にはしたくないと仰っていたのですが、ばっしょーが福岡で成功できなかったら誰が成功できるんですかって話です。こんだけ九州の魅力を発信するために頑張ってて、楽曲のコンセプトまで九州縛りでしかもその楽曲の出来が素晴らしいなんて他のどの地方アイドルもできてない偉業だと思います。

・最後の曲がおっしょい!だったのですが、やっぱり僕はおっしょい!が一番好きだし一番盛り上がります。もっと大きな武道館とかアリーナの会場でおっしょい!やって欲しいです。
1万人くらいで間奏の「おいさ」叫びたい。あの一体感ヤバくないですか。あの瞬間だけももクロ超えてるまであります。ももクロでいうとOver tureが一番声が揃って感動するポイントだと思うんですけど、やっぱり大きな会場で数万人でやるOver tureはマジで鳥肌が立ちます。スタプラフェスとかでメドレーじゃなく1曲フルでおっしょい!やってくれないかなぁと思う今日この頃です。

・MCで無限会社スタプラの企業コラボ決定してました。決まったの一番乗りじゃないですか?他のグループなんか決まってましたっけ?やっぱり九州の魅力を発信していくと昔からこだわっていただけあって九州の企業からお声がかかるのも早かったですね。

ライブは2時間くらいありましたが本当にあっという間に感じました。ということはそれだけ魅力的なライブだったということで、福岡まで来て生でライブを見てよかったと思えるライブでした。
外に出ると土砂降りだった雨はほぼほぼ止んでいましたがまだまだ蒸し暑かったので夕飯を食べに歩き回るのも嫌だったのでコンビニで買ってホテルで食べました。一応久留米ラーメンで九州らしいものを選びました。食べながらさっそく配信アーカイブを見直しこのレポを書いています。


帰宅 -Day.3-

夜遅くまでレポを書き3時間くらい寝て起床。ホテルをチェックアウトし博多駅へ。コインロッカーに大きな荷物を預けて駅周辺を散策。お土産や飲食店を探していると以前YouTubeで見たことがあるバソキ屋という焼きそば専門店を見つけました。

本当は焼きラーメンが食べたかったのですが駅周辺にあまりなくて気になってた焼きそばを食べました。麺がところどころカリッとしてて香ばしくシャキシャキのもやしとで食感最高でした。今回の旅で博多らしいものはラーメンぐらいしか食べられなかったけど、お土産で自分用に鶏皮ともつ鍋を購入し、名店のラーメンもいくつか購入しました。お昼過ぎには新幹線に乗って帰宅しました。帰りの新幹線も4.5時間かかりますが、ずっとこのレポを書いていてあっという間に時間が過ぎ、それでもまだ書き終わりませんでした。


あとがき

今回の福岡遠征で初めて福岡でのばってん少女隊を見ることができました。だからと言って何か特別かと言われるとそうではないし九州年という特別感もありませんでしたが、安定の最高なライブでとても楽しかったです。きっと10周年も来てしまうんだろうなぁ。
次にばっしょーちゃんに会えるのはLucky Fesです。そして柚姫の部屋フェスにも参戦が決定しましたね。チケット取れるかなぁ、絶対行きたい。アメフラも出るし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?