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吹田の公園は市民の財産 自然環境を未来世代に

 市民が主役の吹田をつくる大集会(3月29日)にて、公園のあり方について桃山台在住の方から上垣ゆうこに期待する発言がありました。ご紹介します。

《吹田の公園は市民の財産 自然環境を未来世代に》


 公園という公共の財産、自然環境を市民とともに未来世代に引き継いでいくような市政を上垣さんに期待して桃山公園のお話しさせていただきます。桃山公園では私たち地域住民や利用者が知らないうちに2020年11月にレストラン・カフェ・コンビニそして駐車場などができる再整備計画が公園の数か所に貼りだされました。
 普通に自然を楽しみ休憩できる場所が商業施設に変わり、指定管理者の管理になるのです。冬になれば渡り鳥を楽しみ、ラクウショウの落ち葉でふわふわの道が駐車場になってしまうのです。住民の有志がグループをつくり、私もその一員になりました。
 グループを中心に署名活動や説明会への出席、市議会の傍聴や要請を行いました。3550筆の署名を数回にわたって市長室に提出しましたが、現市長は一度も会って私たちの願いを聞くことはありませんでした。
 毎回100名以上の住民が参加する説明会に現市長の出席を住民が要望しても出てくることはありませんでした。でも住民の声を抑えきれなくなったのかとうとう最後に説明会に出てきました。

 コロナ禍の人数制限がある中でも希望者が多く、予定した会場では入りきらなくなり第2第3会場が用意されました。そこで現市長が出したのは、ラクウショウは伐採しない。30台の駐車場は止めて、障がい者用を含めて24時間営業の5台、レストラン等の商業施設は作らずパークセンターだけという内容でした。提案された案についても計画は必要ないという市民の意見を一切聞くことなく説明会は一方的に打ち切られました。
 現市長が進めようとしている民間委託・指定管理を多くするということは維新政治と同じです。桃山公園の運動によって残りの他の公園については市民の声を聴くという形をとっていますが、ワークショップ自体は民間業者にさせています。
 現市長はいろんな会合で言葉では住民受けの話をしていますが、実際は市民の願いには耳を傾けることなく市政を進めています。市民の憩いの場である公園の指定管理制度をこれ以上増やさず計画を中止する。市民と一緒に歩む市政が生まれるそんな市長の誕生を私たちは願います。指定管理者の管理はこれから20年続きます。私たちは指定管理が決まった時点でグループの存続をどうしたらと話し合いましたが、これからも公園を見守る必要があると継続の活動を決めました。
 今、桃山公園は4月のオープンに向けてあちこちで工事が行われています。そんな中パークセンター予定地にあったアーモンドの木はボランティアさんに移植され、今年は咲きませんでしたが今若葉をつけ立派に根づいています。

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