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「noteで記事を書く人」のことを何と呼べばいいのか問題

先日、noteを始めたことをTwitterに投稿しようと思い、「noteに記事を書いている人、ってどう呼べばいいんだ………?」となったので、使えそうな案をいくつか検討してみたいと思います。

案1:「noter」を使う

最初に思いついたのがこれ。Twitterをやっている人のことをツイッタラーと呼ぶように、とりあえず最後にerを付けておけば何とかなるという説です。

実際にnote公式も使っている上、noteで検索すると5000件以上の記事が出てくるので、ひとまずこれが最もポピュラーな呼び方のようです。

ただしこれ、noteを使っている人の間でしか通じなさそうなんですよね。Googleで「noter」と検索してもnoteに関するものはわずかで、ほとんどが無関係なサイトです(フランス語で「メモを取る」という意味があり、それに関連したサイトが多い)。note利用者ならばわかるけれど、それ以外ではほとんど通じない表現のようです。

案2:「ブロガー・noteブロガー」を使う

2つ目、ブログと同じく「ブロガー」と呼ぶという案です。noteも元はブログから派生したサービスなので、そのまま使ってもいいように思えます。

しかし調べてみた限り、ブログとnoteは別物として扱われているケースが多いんですよね。Googleで検索しても「ブログとnoteの違いは?」といった記事がたくさん出てきますし、僕自身もブログとnoteが同じものかと言われれば違うような気がします。

個人的な感覚として、noteはブログと比べ、SNSの要素が全面に押し出されているのが大きな違いだと思います。noteにはブログ名がなく、クリエイターページはすべてハンドルネームで表示されていますし、フォロー・フォロワーのシステムがあるサービスはnoteだけです。

例えるなら、ブログは1人で書いた本で、noteはたくさんの人が寄稿する雑誌という感じでしょうか。noteの方がブログよりも不特定多数の人に向けて書かれているイメージがあります。

話を戻しますと、ブログとnoteの違いはそれなりに大きいため、ブロガーもあまり良い表現ではなさそうだ、という結果になりました。

案3:「ライター・noteライター」を使う

最後、記事を書く人ということで「ライター」を使う案です。

ただ、これは完全にだめそうです。ライターという言葉は一般に、職業としての編集者、または記事を書くことで収入を得ている人を指す場合が多く、noteに記事を投稿している人全般を意味する、と解釈するのは難しいでしょう。

結論

案を3つほど検討してみましたが、どれも微妙という中途半端な結果になってしまいました。

ひとまず、普通の人には「noteで記事を書いている人」と説明して、このような人のことをnoterと呼ぶんですよ、と補足説明をする。そして実際にnoteをやっている人にはそのまま「noter」を使う、というのが最適解のようです。

この状況のままでは少し不便なので、note公式には「noter」という表現の知名度を上げるようもっと頑張ってもらいたいですね。

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