見出し画像

ファイナンシャルリテラシーを鍛える!【基礎編①】

お金の基礎教室 ファイナンシャルリテラシーを鍛える!
をお送りします。みなさんの人生にとってプラスになれば幸いです!

そもそもリテラシーって何?
リテラシーとは【ある分野に関する知識や能力を活用する力】のことを意味し、ファイナンシャルリテラシーとは、【お金に関する知識や能力を活用する力】を表します。

私がこの言葉を最初に聞いたのは、2006年でした。
約15年以上リテラシーを磨くために色々なことを試してきました。

日本でも最近では聞かれるようになりましたが昔は金融教育がありませんでした。なぜ、なかったというと、なくても生きていける社会構造だったんですね!

最初になぜなくても生きて行けたのかを説明したいと思います。

金融教育がなくてもよかった理由①
日本の独自システムだった”終身雇用・年功序列”
終身雇用とは、企業が正規雇用従業員を定年まで雇用し続けること。
年功序列とは、勤続年数に伴って賃金や役職が上がる制度のこと。

この終身雇用と年功序列は、定年まで働けるのでお金の心配をする必要もなく、勤続年数に応じて確実に出世や給与が上がっていきます。先輩たちを観れば自分の将来のイメージが持てることもあり、生活や将来設計がしやすい制度だったと言えます。

金融教育がなくてもよかった理由②
機会不平等・結果平等の社会
金融ビックバンまではお金のある人、ない人で様々な機会に差がありました。投資で例えるなら昔は初期投資額が数百万から数千万という単位のものが多く、お金のない人は投資が簡単に出来ない状況でした。
そうなるとお金のある人はよりお金が増え、お金のない人はより増えない状況になるわけですが、国が富の再分配、所得再分配によって租税社会保障公共事業などを通じて、総所得金額の多い世帯から別の総所得金額の低い世帯へと所得を移転させて、所得格差を抑えてくれていました。
一億総中流と呼ばれた時代があるように、一定の生活水準を保てたのでお金のことをあまり考えなくても良かったわけです。

実はこの2つは、お金について私たちの代わりに国や企業が代わりにやってくれていたということになります。

しかし、企業も終身雇用や年功序列を廃止するところも増えていますし、今の国の財政状況も踏まえて富の再分配も少なってきています。
見方を変えれば、「国や企業はあなたのお金のことは面倒見ません!自分でやってください!」と言っているのと同じです。

そうなってくると1人1人がお金の知識も習得することも必要ですが、その知識を活かせなければ意味がありません。その活かす力をファイナンシャルリテラシーと言います。

まとめると・・・
社会構造が変わる中で、お金のことは自分たちで決断しなければいけなくなった。そのためにはお金に関する活かす力を身につける必要性が出てきた。

これから少しずつファイナンシャルリテラシーを鍛える内容をお送りしていきます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?