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【宏池会】

自由民主党の派閥。 1957年に池田勇人(注:決してインフルエンサーではない)を中心に結成された。
名前の由来は「高光の榭(うてな)に休息して宏池に臨む」という中国の古語から。意味はよくわからないがとにかくおじさんが池の横で余裕持って佇んでるイメージで良いと思う。

自由民主党の派閥で最も古く、吉田茂の系譜を継ぐ保守本流グループ。自由民主党の母体となった自由党と日本民主党のうちの自由党の系譜を継ぐ。かつては官僚出身者を多く集め,池田,大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一の 4人の内閣総理大臣を輩出した。しかし2012年9月に谷垣禎一が自民党総裁の座を降りてからは非主流派としていわゆる「冷や飯」を食っている。2021年9月現在の会長は岸田文雄。同じ自由民主党内の派閥である志公会(2021年9月現在の会長は麻生太郎)は、1999年に派閥を脱退した河野洋平らが立ち上げた大勇会を源流とするものであるが、こちらは清和政策研究会とともに第二次安倍政権誕生移行は主流派として地位を確立している。全部「加藤の◯」が悪、、、禁則事項です。

政策的には自民党内における左派、リベラルと位置づけられ,憲法改正には慎重なスタンスをとりがちであるが、現会長の岸田は積極的なスタンスを見せている。リベラルな思想を持つがやや日和見な有識者が
「本当は立憲民主党がいいんだけど、現実的なことを考えると自民党が政権を担わざるを得ないことは分かるから宏池会で妥協する」
というような言い訳をする事例が散見される。


<参考>

https://kotobank.jp/word/%E5%AE%8F%E6%B1%A0%E4%BC%9A-496528

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