【ボクシニ 〜20年のキセキ〜】13
1月26日
屈辱の次の日
ベットから起き上がることすら困難だった前日
一晩明けてスッと起き上がれるようになっていた
とは言うものの、どこか怠さを感じている
リハビリを開始しようとしてもその怠さが邪魔をする
「もうどうにでもなれ」
と、投げ出したい感情が押し寄せてきて心が折れそうになったが
昨夜の恥ずかしさを思い返すと、歯を食いしばり持ち堪えた
〜必死に立ち上がろうとする〜
ベットの横から足を出し
そのまま立ち上がった
久しぶりに地面の上に立つ感覚は
とても不思議な感