26.しめちゃんにあげたいプレゼントは？

アイドルからファンに与えられるものは目には見えない。とある王子様が言っていたように、かんじんなことは目には見えないのだ。
ファンの立場からアイドルへ何かを与えられるとしたら、何を選ぼうか。ファンがアイドルにあげられることといえばステージを見つめて歓声と拍手を送ること。実際にファンである私がアイドルに直接出来ることといえばそれ。プレゼントとは違う。ファンという立場ではプレゼントが思い付かない。
ファンは数でしか力を発揮できないと知っている。1人の熱狂的なファンよりも10000人の茶の間ファンが求められている。アイドルは数字に左右される商売。数が多いほど良いとされ、本質よりも数でアイドルの価値を決められてしまうことがある。
そんなことを考えるとますますファンである自分の無力さが際立ってきた。ファンがアイドルへ渡すべきプレゼントは、数字なのだろうか。

プレゼントを選ぶなら相手が喜ぶものをあげたい。喜んでもらえるものってなんだろう。欲しがっているものなら確実に喜ばれる。
しめちゃんが欲しいものとは何だろう？グループでの権力？アイドルとしての地位？一攫千金？不老不死？
七五三掛龍也は欲しいものを自分の力で手に入れる人だと思っている。「理想の自分」「仕事のチャンス」「何事も楽しいと思う気持ち」など、彼自身が考えて行動して手に入れているように見える。そんな風に人生を送る人を喜ばせるにはどうしたらいいのかしら。

スポンサーもしくは事務所の権力者であったなら。七五三掛龍也にCMの出演と連続ドラマの出演、ゴールデンタイムの番組のレギュラー、主演映画、横アリでのソロコンサート、1週間の休暇などをプレゼントしたい。
友人であったなら。七五三掛龍也に美味しいお肉のご馳走と美味しいお蕎麦と、温泉旅行をプレゼントしたい。
魔法使いであったなら。トラジャハウスを一瞬で豪邸に変えて、15LLDDKKにしてプレゼントしたい。
思い浮かぶのはそんな感じかな。立場を変えればしめちゃんにあげたいものはある。しかしお仕事や息抜きは本人が自分で手に入れてくれるんだろうな、と思う。休暇はトラジャ全員に定期的にあってほしい。心と体をしっかり休ませることができていますように。
権力者でもなければ知人でもなく、私はこれまでもこれからもずっと1人のトラジャ担であり、しめ担であり、ごく一般的なファンなのである。あげたいものをどれもプレゼントすることができないのが現実。可能性があるとすれば、どうにか9と4分の3番線を探してみよう。

だが、私がアイドルを応援していることはアイドルにとって無駄ではない。出版社へ感想を送るとかTwitterでタグ付けして呟くとかその他の行為は私の自己満足でしかないけれど、公式グッズを買っていることについては確実にアイドルの役に立っているはず。
数字以外にも彼の仕事ぶりが評価されて次の仕事に繋がりますように。そう思いながら七五三掛龍也に投資している。公式写真を気が済むまで買うことは続けたい。ファンは願うことと払うことしかできないが、推せるときに最大限推すことで悔いのない応援をしているつもりだ。
こうしてnoteを書くことも七五三掛龍也がいなければやらなかったので、アイドルの応援って面白い。人生を豊かにする動機を与えてくれてありがとう。七五三掛龍也から与えられたエネルギーは目には見えないけれど、平凡な私の毎日を楽しくしてくれています。
しめちゃん今日もありがとう。