8.好きなしめちゃんのパフォーマンス(先輩曲カバー)

アイドルは憧れの対象になる存在だが、アイドル自身も先輩へ憧れを持ちながら成長していく。自分が担当するアイドルの「憧れの先輩」「尊敬する先輩」を知ると、アイドルが目指している方向を知ることができる。先輩の雄大な背中を見て成長するのがジャニーズJr.のセオリー。バックダンサーとして健気に活動するジャニーズJr.は、憧れの先輩たちから大切なことを学んでいく。
トラジャがバックについた先輩はとても多く、本人たち曰くNEWSとKAT-TUNだけはバックについていないとのこと。トラジャは色々な現場を経験して今があるんだなと思うと感慨深い。

トラジャは先輩の曲をたくさんカバーしている。これに関してはJr.の期間が長かった特典だと感じる。素顔4と賛成コンと少クラをチラホラと履修済みなので、その範囲内で私の好きなカバー曲を選んでみる。定期的に見たくなるのは「Sugar」「so Crazy」「愛のかたまり」「Vanilla」「entertainment」「It's BAD」「宇宙に行ったライオン」などなど。
Sugarは本家も大好きでヘビロテしてるのだが、七五三掛龍也に「理性溶かしてくよ」と歌われてしまったので私の理性も溶けてドロドロになってしまった。さようなら理性。
so Crazyの衝撃は忘れない。本家にはないイントロでのしめパート。ラップを自作してしまう七五三掛龍也の創作意欲と実力に惚れ直し、低音で歌う彼に心を奪われた。「離さない逃がさない」「既に終わり迎えてる 追いかけてる君の姿」「愛してるよ Crazy love…」と畳みかける七五三掛龍也さん。悲鳴。エア悲鳴が聞こえる。かっこよすぎて前列は気絶してる。しめちゃんってばかわいい顔と天然な性格で生きてるというのに、こんな歌詞書くの?曲の世界観に合わせて書き上げたとはいえ激重束縛系彼氏の歌詞書けちゃうの?やばいって。このままでは七五三掛龍也のオリ曲、しめ担の息の根を止めにくること間違いなし。デビューしていつか歌うであろうソロ曲を今からめちゃくちゃ楽しみにしてるけれども。もし作詞が七五三掛龍也だった場合、突然の生命の危機。しめちゃんを応援するために長生きしたいけれど会場で天に召すと思う。生き残れるよう頑張る。
愛のかたまりではダンスのフォーメーションも見応えがあって、Travis Japanの技術の高さというかダンスの上手さにとにかく圧倒される。キンキの曲をカバーするトラジャは最高傑作。(個人的にはスワンソングのカバーが見たい…。)七五三掛龍也が歌う「あたしには全てが宝物」の重さ…受け止めたい。
愛のかたまりはまちゅとのデュエットもありこちらも味わい深い。定期的に見ている。


本当はしめちゃんが敬愛する藤ヶ谷さんについて、Toxxxicについて書きたかったが、しめパラをリアタイできていない新規のファンなので七五三掛龍也のソロ公演について公で言及することは控えたいと思う…。残念。(あの年にしめパラをリアルタイムで見ていたら人生が狂って、失礼、七五三掛龍也への想いが痛く重く激しくなって今とは違う人生を送っていたんだろうなと度々思う)

「ムラサキ」という曲がある。ムラサキは赤西仁の曲であり、数々の後輩Jr.たちがカバーしてきた。ジャニオタからも支持の高い名曲である。このムラサキはしめちゃんにとって大切な曲だと、少クラのインタビューなどで本人が話している。しめちゃんはジャニーズに入ったきっかけの話をするときに、KAT-TUNやごくせんのエピソードを語ってくれる。どうやら七五三掛龍也のお母様がKAT-TUNのファンで子どもの頃に影響を受けていたようである。お母様、しめちゃんに素敵な環境を用意してくださってありがとうございます…。
今では中性的な顔を活かして「かわいい」を代名詞に生きている七五三掛龍也さんだが、アイドルに興味を持ったきっかけや憧れていた先輩はKAT-TUN兄さん。かわいい系に路線変更するまでのオラオラ系で攻めていた若かりし龍也さん、現在とは180度くらい違う印象。私はオラオラの龍也さんもはちゃめちゃに好きで、寧ろかわいい系に徹していたしめちゃんにドキドキすることがなかったことが申し訳ない。私の中のオラオラ龍也さん欲は右肩上がりで高まる一方なので、地道に過去の雑誌やDVDを購入して七五三掛龍也さんのビジュアルと心境の変化を観察することも楽しませていただいている。しめちゃんのあだ名がハルクだった時代もあるらしい。(プレゾンのメイキングに映像が残っているそうな)ごくせん全盛期のあの頃のKAT-TUNのかっこよさに麻痺した状態でムラサキを聴いちゃったら人生も変わっちゃうよね。
リアルタイムで追って見ていないので時系列に自信がないがムラサキをファンの前で歌ったことが3回はあるはず。しめパラで披露し、少クラで披露し、IslandTVでも弾き語り(!)を披露し、ムラサキへの特別な想いが窺える。ムラサキは七五三掛龍也の原点とも言える曲。このしめちゃんの想いを受け止めたいなと勝手に思っている。ムラサキで七五三掛龍也が「なりたい自分」「魅せたい自分」「自分の長所」「自分の世界観」「七五三掛龍也の魅力」を存分に表現できているように感じる。あと似合う。こういう大人っぽい湿った曲が似合う。聞き惚れてしまう。

これは全人類が惚れる。本家のムラサキの完成された色気や憂いややるせなさも素敵だけれど、七五三掛龍也がカバーしているムラサキの印象は一味違う。切なさや不器用さや純粋さがあって好き。余裕があるふりをして余裕がない感じが堪らない。イケメンが歌う片想いって美味しい。しめちゃんは片想い&報われない曲を歌わせたら右に出る者がいな…あ、中村海人さんという強敵がいた。しめんちゅで片想いユニット結成してくれても良いんだよ。悲恋しめんちゅの濡れ具合、しんどそうだ。
あとね、サムネがあざとい。龍也、そういうとこだぞ!(嬉)


トラジャはデビューしたので今後は先輩の曲をカバーする機会がなくなる。寂しいような嬉しいような。いや嬉しいんだこれは。オリジナル曲を歌うアイドルが1番煌めいているから。これからどんな曲でファンを楽しませてくれるのか、期待して待ってる。

ダンスしてるときも最高だし曲に合わせてしっとり歌うしめちゃんもかっこよくて好きなんだな〜と、noteを書いたことで実感できた。声が良いから何を歌っても素晴らしいのだ。ポップもロックもラップもバラードもどのパフォーマンスもアイドルらしいキラキラ感を保ったままかっこよく披露してくれる。高音も低音も全部、ヴォーカリストとしての素質が充分あって素晴らしいと思う。歌声にまだ自信がないのか、パフォーマンス中の一生懸命なその姿はやっぱり可憐で美しい。見惚れる。その未完成感も愛おしい。
常にアイドルを貫く七五三掛龍也を、これからもより一層愛でていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?