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資格取得と実務の話

こんにちは。iCAREぼんです。
先日、第一種衛生管理者試験を受けまして、無事合格いたしました。
過去問は8~9割とれると思い自信満々にいったら、
本番と過去問では問題傾向がそこそこ違って、自信がなかったので、
正直すごくほっとしています。

お客様に向き合うので、ドメインの勉強は必須ではあるのですが、
同僚や後輩には、試験勉強を実務に活かせない、活かすイメージが湧かないと感じているひともいる様子でした。
個人的には、メンタルヘルス・マネジメント2種を取得した際に、全く同じ悩みを感じていたので、今回の勉強において気をつけて良かったこと工夫したことを書いておこうと思います。

試験対策や申請方法などについては、
めっちゃわかりやすく、親切すぎる最高な同僚のnoteがあるので、
ちゃんとした勉強については下記を見てもらって、補足的に読んでもらえればいいのかなと思います。


アウトプットから考える


今回の勉強では知識をどのようにアウトプットするものなのかというゴールから考えて勉強をするようにしました。

参考にしていたのはこちらのnoteです。

これを見て
衛生管理者に合格後に、どの様な考えで、この知識を使うのか。
を整理しました。

例えば
「従業員の休職が増えているがどうするのがいいのか」
「A事業所の馬尿酸値が高いがどうすればいいのか」
「糖代謝異常の初見が多いが、どうすればいいのか」
のような問いを立ててみると良いと思います。

暗記しているだけだと、馬尿酸値だからトルエン!とか連想ゲームになっておしまいになってしまうんですが、ここで

労働衛生の基本である3管理にて
・作業環境管理ではどのような点を考慮すべきか
・作業管理ではどのような点を考慮すべきか
・健康管理ではどのような点を考慮すべきか
を整理して、

職場巡視にて、実際に確認して
問題点はなにか、どのような打ち手を講じるべきかを仮説を立てて、
衛生委員会で話し合う。

という全体の流れをイメージしながら覚えていくことができるようになると思います。

こういう実務のイメージがもてると、
「産業医の先生がyoutubeのように気軽に話せると助かるけど、
全然来なくてコミュニケーションが取れないと困るだろう。」

「システムでの事業所のストレスチェックとかも含めて全体感の数字が掴めていると確かに仮説立てには便利。」

とか、顧客への解像度や、自社サービスの強みや
有害業務では、この機能がもっとほしいのかな?という疑問など
腹落ちして、担当者目線について考えられるようになります。

顧客に直接は対峙しない方においても、
会社の強みに自信がもてるというのは、働く上でポジティブだと思うので、暗記が苦手である方や、
実務に活かしにくいと思っている方には、おすすめです。

こうした資格試験は意外と、その知識以上に役に立つモノだと
今回の勉強を通して学べたような気がしています。

雑記 暗記し辛いときに参考にしてみてほしい


これは、どうしても必要になる暗記を楽しむコツにはなるのですが、
有害業務については馴染みがない分、実際のものを見るのも有意義でした。おすすめのURLを数個記載します。

排気量40CC以上のチェーンソーってどんなやつ?

例えば、関係法令(有害業務に関わるもの)の項目の問題の中でよく、
勝手に譲渡・貸与・設置してはならない機械に該当するものとして
排気量40c㎥以上のチェーンソーが出てくるんですが、

そういうのはyoutubeを見るのが一番いいと思います。
チェンソーマンのデンジくんの腕と同じくらいの大きさやなーとか、
自身の興味と合わせ実感湧いて覚えられると忘れにくいでしょう。

作業環境測定って実際どうやっているの?

作業環境測定って実際こんな感じなのね。馴染みない方が多いと思います。

局所排気装置はこんな感じ


特にチームのメンバーには、今後意識してもらってもいいと思っておりますので、資格試験も楽しんでいきましょう!


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