間違えてる

おれら、どこまでいっても間違えてばかりで、知らず知らずのうちにまた獣道を歩いてつまづき転ぶ。自分でも本当嫌になるけれど、こればかりはどうしようも無い。とことん駄目になるのは一種の癖のようなものだから、もうあんまりマトモな顔で正しさを説くのはやめてくれ。奴らの正しい言葉を、おれは聞く耳持たず、むしろ嫌悪している。つまらない奴が多すぎて悲しい。それに、弱虫気取りで己を卑下する奴ばかりで、ムカつく。もっと真っ直ぐに、一番言っちゃいけないような言葉を、笑いながら投げかけて欲しいのに。どうせ、おれもお前らも、そのうち消える!あぁ、バランス取って顔色伺い、ありふれた建前にがんじがらめのカボチャを、いつか必ずこの手でひねり潰してやる。そしたらきっと、友達になれる。

何もいりません。舞台に来てください。