時には反抗的な目つきで

物わかりの良い奴になんか絶対なるなよ。心のどこかにパンクを忍ばせて、時には反抗的な目つきで、甘いチョコレートを食べようぜ(甘いチョコレートを食べるというのは、実は、結構パンクな行為だと思うぜ)。そして拳をぐっと握り締めて、一人で夜空を睨んで流れ星を探す。誰にも秘密の願い事が、きっとお前にもあるだろう。本気で祈れば叶うかもしれない。でも、愚鈍で弱虫のお前には無理かもな。大人たちは何も分かってくれない。保身、言い訳、嘘つきばかりで嫌になる。おれも嘘つきだけれど、おれの場合、本気で嘘をついている。その心に嘘は無いのだ。きみも、しょうもない大人になんか、なるなよ。じっくりと積み上げられたものを、おれは全て破壊するつもりだ。本当は別に何でも良いし、そんなにやる気も無いから、とりあえず、この夏はあんまり頑張りたくない。友達なんて暇潰し。夏のぼくらはごくつぶし。奴らの言葉はシカトして、あの娘の寝言を信じよう。

何もいりません。舞台に来てください。