クラス

お前ええ歳してまだそんなこと考えてるん、と架空の同級生に言われそうなほど、阿呆な想像と卑猥な妄想に日夜くるまり続けている私は、マトモな(とされている)暮らしがどうも送れぬから、もうずっと考えることにした。お前にも構っていられないし、あの娘の唇に触ることも出来ない。星はちっとも見えず、布団の中はいつもびしょ濡れだ。だけど全然平気だよ。ひ弱でも、不細工でも、楽しけりゃ問題無い。真っ直ぐ、ひたむきに、たくさん、色んなことを、考えていれば、そのうち何か良いアイデアが思いつくはず。本気のおまじない、背筋を伸ばして願っていれば、きっと勝手に叶うはず。だから私は頭の中で暮らす。クラス!クラス!どうか邪魔しないで頂きたい。と、きみもそう思うだろう?


何もいりません。舞台に来てください。