1月22日『ツートライブとライブ~ブームでヤングなニュアンス~』

森ノ宮よしもと漫才劇場に、ツートライブが呼んでくれた。他の出演は、ミルクボーイ、金属バット、デルマパンゲ、そして我々ヤングである。それぞれ漫才をひとつずつ、その後軽いトーク企画で終演した。今なら配信も見れるそうです。すぐ期限切れます。

見逃し視聴は1/24(水)20:15まで
販売は1/24(水)12:00まで

ミルクさん金属ツートライブヤングが揃うのは約13年ぶりであった。結構いろんなところで話しているのだが、簡単に歴史を書くと、昔この4組でやっていた『漫才やめなさいライブ』というのがあり、それは漫才無制限一本のみのライヴで、多分2007年頃に初めて開催、当時20代前半の皆で切磋琢磨していた。まだ誰もbaseよしもとのオーディションには勝ち上がれていなくて、2分のオーディションネタに対抗するように20分くらいの新ネタ漫才を全員演っていたのである。当時のツートライブはまだ芸歴1年目、NSC出たてで、けれども最年長。最年少は我々で、芸歴も年齢も皆違ったが、そんなことは関係無かった。

そんな中、徐々にミルクさんがオーディションに勝ち始めて、ツートライブもそこに続くような形となる。ちなみに金属と我々は変わらずすっからかんだった。色々あってライヴは幕を閉じた。その後、我々はよしもとのオーディションを受けることを辞めて、個人事務所を作る。ミルクさんとツートライブは劇場メンバーとなり、金属は未だオーディション組のままであった。それからの10年、ミルクさんはM-1王者となり、金属は自分らの面白さのみで売れっ子となった。ツートライブも今では劇場の顔だろう。ミルクさんはこの3組+デルマパンゲという面白漫才師で『漫才ブーム』というライヴを立ち上げて、そこでの経験がM-1に繋がった、という話は有名だ。

そんな中、去年ツートライブから連絡があり、主催ライヴで金属バットが病欠になった、と代演を頼まれた。通常、そうした場合の代演はよしもと芸人に渡るのだが、そうではない明確な意思で我々にオファーが来たので、勿論承諾して、出演した。そして今回、またツートライブが我々を呼んでくれたお陰で、久しぶりの共演が叶ったのである。嬉しい話だ。そこにデルマパンゲもいるし、何気に凄いライヴかも…と我ながら思った。

それぞれが好きなように漫才をしていた。裏では、まったく何も変わらん具合に皆が普通にしていた。相方だけちょっとはしゃいでいて、恥ずかしかった。


何もいりません。舞台に来てください。