太陽をしばきたい
8月も終わったというのに、この暑さはどういうわけだ、どういう魂胆だ、はっきり言って怒り心頭、太陽をしばきたい。シャワーを浴びて昼間、颯爽と外出をしたのに、殺人的な直射日光にやられて、5秒足らずで汗だく状態、長袖シャツを着ている自分も阿呆だが、散歩もままならず、冷房と冷水を求めたまま、路傍で野垂れ死ぬ。
だから夏は嫌いだ。真冬の突き刺さる寒さは、まだ良い。コートに顔をうずめて、ポケットにカイロなど忍ばせて、温かい缶コーヒーでも飲みながらとぼとぼ歩いて行ける。それに比べて、夏は、たちが悪い。頭が朦朧として、思考回路はショートしまくり、結局今日も、手つかずの、ふらふらの一日であった。
こんな暑い中、労働をしている人は本当に大変だと思う。卒倒している人もいるだろう。自分は、この暑さが終わるまでは、もう何もしないと決めた。死んだら元も子も無い。
何もいりません。舞台に来てください。