6月23日『THE SECOND ライブツアー’23-24〜今、全盛期の漫才師達〜』

森ノ宮WWホールという1,000人以上のキャパがほぼ満席、多分自分たちが今まで出たライヴで一番豪華なものだったと思う。我々は昼公演のみの出演で、金属バットやマシンガンズ、囲碁将棋、ザ・ぼんち師匠らと共演。一応ネタ尺は6分だったが、もうええかと思って、好きな漫才を10分演った。ザセカンドでは出来ない長尺の物語。誰かに突き刺さってくれていたら嬉しい。昨日寺岡氏が「ネタ尺守らない人は腹立つ」と言っていたのを思い出す。うう…。

袖でザ・ぼんちの漫才を見ながら、色んなことを想像した。これまた昨日の話の続きで、漫才師という職業を選ぶんじゃない、漫才師という生き方をするんだ、という言葉。ザ・ぼんちは完全にそれを体現しているような人たちだ。最年長ベテランで、これまで数々の賞を取ってきた人たちが、現役賞レース漫才師たちに混じって、死ぬほど阿呆で不可思議な漫才を炸裂させている。出ない理由は沢山あるのに、出る。己の行動と舞台に立つ姿で、全てを伝えているような気がした。「漫才師とは」どんな言葉を並べるよりも説得力があった。笑っちゃう。

裏でYouTubeも撮影したが、凄い人たちが気さくに出演してくれたので、お楽しみに。