筆談ラジオ

あなたの眼球にストライク。始まりました、ヤング嶋仲の筆談ラジオです。この番組はnoteより全世界に配信しています。

普段は携帯で文字を打っていますが、これはパソコンで打っています。一度打った文字は書き直さず、その場で、そのまま話し書こうと思います。話し書く、なんて言葉もおかしいですが、一度口に出してしまった言葉はもう飲み込むことが出来ません。そういうことです。多少おかしな文章になるかもしれませんが、適当に読み流してください。

今年もあっという間に終わるような、そんな気がしています。とりとめの無い、まるで無意味なことを、ずっと話して、書いていきたいと思います。こないだスーパーのレジに並んでいたら、前にいた、カゴに大量の発泡酒を入れた老婆が振り向き、私の顔を見て、キョリキョリと言いました。え、なんですか、という顔をする私に、もう一度、キョリキョリ、と言って老婆は、嫌悪感のにじみ出た顔で睨むのです。はじめ、狂ってるんかな?と思ったんですが、どうやら、距離距離、ということだったようです。もう少し距離を取って並べ、と言いたかったのでしょう。急にキョリキョリ言うので、何事かと思ってしまいました。言葉が足らぬために相手に伝えたいことが伝わらない、という話です。

それではここで一曲お聴きください。言葉がしっかりと伝わる、ラヴソングです。ザ・タイマーズで「お前の股ぐら」

お聴き頂いたのはザ・タイマーズで「お前の股ぐら」でした。私もお前とやりてえと思います。

ではここでお便りを紹介します。こないだ「不思議に思うこと」をテーマに募集しましたが、一件しか来ませんでした。私の不思議に思うことは、お便りが一件しか来なかったことです。どうして送ってこないの。読んでる人がそれなりにいること、私は知っています。

「手間のかかった料理を美味しいと感じられることが不思議です。

なんで飴色玉ねぎのキーマカレーやら20層のフルーツミルクレープやらが美味しくて仕方ないんでしょうか。

自然淘汰の歴史を見てると、新鮮な野草や血抜きしてない肉の水煮を一番美味しく感じる生き物になっててもおかしくないのになと思います。」

ペンネームは特に書かれていなかったので、ミルクレープさん(仮名)、と呼びます。ミルクレープさん(仮名)は、何故、手間のかかった料理が美味しく感じるのか、ということを不思議に思うそうです。私はそんなこと考えたこともありませんでした。これは、なかなか深い疑問かもしれません。料理と人類の関わってきた歴史を勉強すれば何か分かるかもしれません。というのも、昔は野草を食べたり、野獣の肉をそのまま食べたりして、美味い美味いと感じていたはずだからです。そのうち、それだけでは飽きてしまったのではないでしょうか。料理の種類が増えることで、味の種類が増えて、それを追うように、人の味覚も変化(進化かどうかは分かりません)していった、そして、味覚というのは、その料理本来の味そのものだけでなく、そこに掛かった手間や、値段や、誰が作ったのか、といった味以外の情報すらも感知しているのだと思います。

なんせ、味覚と、それに繋がる脳の働き、これらは曖昧なものでしょうから、今後も変化し続けるものだと思います。それに、味の好みなんて国や民族によっても違うでしょうし、我々も、釣ってすぐさばいて食べる烏賊や、採れたての苺の美味しさを忘れたわけではありません。ケバケバメイクよりも、ナチュラルメイクよりも、すっぴんが一番美しい女性もいるはずです。何の話かよく分からなくなりましたが、とにかく自分が美味いと思うものをなるべく沢山食べて、うまあ、と喜びながら生きていきたいものです。20層のフルーツミルクレープ、なんて、食べたことありません。さぞ、阿呆みたいな美味さなんでしょうね。ミルクレープさん(仮)、ありがとうございました。

次回のテーマは「最近の舌打ち」です。foolsyoung@gmail.comまで送ってください。件名に「筆談ラジオ」と書いてください。返信はしません。ペンネームも書いてくれたら、と思います。採用された方にはオリジナル下敷きをプレゼント。皆さん、どしどし送ってください。オリジナル下敷きはまだ出来上がってませんので、出来上がればミルクレープ(仮名)さんにも差し上げます。

では続いて、泣きそうになる歌のコーナーです。今回はこの歌です。

お聴き頂いたのはJUDY AND MARYで「ドキドキ」でした。素敵な歌です。何故かは自分でも分かりませんが、この歌を聴くと、胸のあたりが、ぐう、となります。中学生の頃からずっと好きな歌のひとつです。

では続いて、なぞなぞのコーナーです。私の考えたなぞなぞを、解いてみてください。

「どこにでもいけるのに、みんなになめられて、いつもすみっこでくっついてるだけのやつって、な~に」

というわけで、今夜はこのあたりで終わりましょう。意外と書くことありませんでした。次回は6月末にやります。筆談ラジオでした。さようなら。

何もいりません。舞台に来てください。