1月25日『オダウエダno寄席』

神保町よしもと漫才劇場、the Wチャンピオンでもあるオダウエダが呼んでくれた。彼女たちとも長い付き合いだ。昔からずっと、自分たちの面白さを貫いているコント師である。こうして呼んでくれるのは本当に嬉しいし、ワクワクした。はっきり言って、オダウエダの強烈な面白さには太刀打ち出来ないから。

今朝、何やら妙なニュースが飛び込んできて、どうやらよしもとがこの先、他事務所の芸人を自社のライヴには呼ばないという、いわば鎖国宣言のような報せが出回り、一部の演者やお客はざわついていたそうで、そんな中開催された「オダウエダno寄席」であった。

ネタ尺4~5分と言われていたが、トップ出番の10億円が結構好き勝手に演っていたのを袖で見て、またお客も良い感じに楽しんでいるのを見て、まあほんならこっちも好きに演るか、と思った。舞台に出て行くと、「どうやらこの神保町に立つ他事務所芸人はヤングが最後らしい」と相方が言うから、なおさら…と思い、当初省く予定だった箇所なども喋り、その場のノリもあり、で、結果12分漫才をしていたらしい。本当は6分くらいの予定だった。スタッフの方には謝った。

終演後、ウエダは泣きそうな満面の笑みで、ヤングさん出てくれてほんま嬉しかった、ほんま、ほんまに、と言って、顔がパンパンに膨らんでいた。真っ直ぐな芸人は格好良い。

何もいりません。舞台に来てください。