世間では連休が明けてドタバタ労働の日々が再開したというのに、自分は一体何をしていたのかというと、昼寝をしていた。目が覚めても布団にくるまったまま、ごにょごにょと蠢いていた。自慰をして、むくりと起き上がり、ししゃもを食べた後、また布団へと直行した。寝転びながら鼻毛を何本か抜いたのだが、ゴミ箱に捨てるのも面倒だから灰皿に捨てた。こんな男は最低だろう。誰にも見られていないのをいいことに、抜いた鼻毛を灰皿に捨てる男。それでもぼくを嫌いにならずにいてくれるか。携帯を開けば、あぁ!ウォンバット(世界唯一無二のきゃわゆ動物)も、草を食べて昼寝をしているではないか。きゃ~わゆ~ではないか。寝転びながらその映像を見て、まるでウォンバットとともに寝ているような錯覚で楽しんだ。ぼくは何も間違えていなかったのだ。日が暮れて夜になっていた。くしゃみを13回した。冷蔵庫の中のチョコレートを食べた。外に出るか迷ったが、靴を履くのも面倒だ。結局、夜明けまで家で過ごした。このまま死んでしまいたい。誰かぼくを叱ってくれ。ぶ。

何もいりません。舞台に来てください。