第9回筆談ラジオ

あなたの手首に丸かじり、ヤング嶋仲です。この番組はパソコンのキーボードで話し書くラジオ、つまり一度書いたものは消さず直さずそのままお送りします。誤字脱字は勘弁小太郎でお願いします。この筆談ラジオ、あなたはいつ読んでいますか。朝起きてすぐ、通学通勤のおとも、昼休み、自宅でごろごろ、大便中、お風呂で、眠る前に布団で。さまざまな時間に、さまざまな場所で読まれていると想像すると、面白い。というのは、同じ言葉でも、読者の時間や場所によって、言葉の持つ意味合いや雰囲気が変わるだろうと思うのです。たとえば、もう死にかけのあなたがいるとする。心臓ばくばく、もはやこれまでといった状態のあなたからすると、この、冗長かつ不安定な文章は非常に苛立たしいのではないかと、思います。出来れば、マジで暇、やること無いしつまんない、欠伸半分鼻くそ片手の際に、のんびりと読んでください。きっと、何の感情も湧かず気軽に楽しめると思います。

知っている人は知っているかもしれませんが、私は、可愛いものが好きです。noteのアイコンにしているのは世界で一番可愛いウォンバットのユキちゃんです。最近は、すみっこぐらしが好きです。チョコレートが好きなのは、甘さもですが、ころっとしていて可愛い見た目をしているから、というのもあります。勿論、可愛い女の子も大好きです。見た目でいうと、柔らかそうな子が好きです。後は、いつか森の中でホットケーキ屋さんをやりたい、とか普通に言う子が好きです。その気持ちは、とってもよく分かるからです。私自身も、ひそかに可愛くなりたいと思っていたりします。時折、鏡の前でぶりっこしてみたりもするのですが、そこには白髪多めの不潔な34歳の男が映っているだけなので、悲しくなります。

それでは本日の一曲目、憂歌団で「おそうじおばちゃん」です。お聴きください。

この歌は当時m、発売禁止になったそうです。歌詞の内容が職業差別にとられたようですが、私はこれぞブルースだと思います。ブルースとは、とどのつまり、労働者のための歌なのです。

昔、何かのライヴで出演者の一人が「もっと男の客に来て欲しい。男のためにやりたい」なんて言ってたことがり、阿呆か、とそのとき私は思いました。男も女も関係無く、目の前に来てくれたお客がいるだろう。まずはその人たちのために全力で演るのが当たり前ではないか。しかし、気持ちは分からなくもない。男のお客が笑ってくれたら、それに、おもろかったっす!なんて言ってくれたら、確かに嬉しいものです。同性の人との共鳴というものは、やはり少し格別な気持ちになります。若い女ばかりの客席だと、生臭くて頭が痛くなるのも事実。では果たして誰のために演るのか、と考えたとき、勿論来てくれた人と自分のためではあるのですが、敢えて言うなら、私は、労働者のために演りたいと思います。子供とか老人とか学生とか色々いるけれど、結局は、働いている人が一番偉い。どんな仕事でも良い。働いている人は立派です。自分は働くことが苦手なので、余計にそう思うのかもしれません。

それではお便りをご紹介しましょう。今回のテーマは「異性の嫌な仕草」。

~~~~~~~~~~~~~
嶋仲さんこんばんは。

私は嶋仲さんの書く文章が大好きで、noteやTwitterが更新される度にニヤニヤ、時に胸の奥がギュッとなりながら拝読しています。今回初めてお便り送ってみます。

「異性の嫌いな仕草」
私は大袈裟に手を叩いて笑う男性が嫌いです。自然に叩く程度なら気になりませんが、その場を盛りあげようと、わざとらしく手を叩いて笑っているのが下品に見え、話の中身よりもノリが大事と思っている、薄っぺらい人やな、と思います。偏見ですが、そのような男性は、私の嫌いなタイプのファッション、髪型をしている人に多い気がします。

P.S. 34歳のお誕生日おめでとうございます。嶋仲さんにたくさんのルンルンな出来事が訪れますように。そして周りの方々にもルンルンが広がってゆく素敵な年になりますように♪

コーナー内の文面にて失礼いたします。
ペンネーム:エルムンド

エルムンドさん、ありがとうございます。にやにやしながら読んでもらうのは結構ですが、胸の奥がギュっとなるのは何なのでしょうか。それはきっと恋ですよ。違っていたらすいません。下品に笑う男性、確かにキモいですね。そういう人はきっと、本当に面白いものを知らないのです。本当に面白くて楽しいときは、素直に爆笑できます。それは決して下品なものではなく、綺麗な仕草になります。ルンルンな34歳にしたいです。心からそう思います。また懲りずに送ってください。

~~~~~~~~~~~
「異性の嫌な仕草」については、特に考えたことはありませんでした。
でも、好きな人が頻繁に貧乏ゆすりをする人だったら嫌ですし、仕草ではありませんが、こちらが小声でしずかに話したいと思う時に、声の大きな人とは距離感が違うのかもしれません。
一方、私は箸の持ち方や魚の食べ方が正しくないため、そつなく上手に食べる人の側にいると恥ずかしいと感じることがあります。逆に異性から嫌に思われてしまうかもしれません。

なぞなぞの答え 凶(今日)引くのが嫌だから。

ペンネーム おべんとう

おべんとうさん、いつもありがとうございます。貧乏ゆすり、声のでかい人、確かに嫌ですね。先ほどのエルムンドさん同様に、妙に圧力の強い男性は、yはあり嫌われるのかもしれません。では、何故男性は圧力の強い仕草をしてしまうのでしょうか。それは、弱い、へっぽこ、なよなよ、に思われたくないからなのだと思います。しかし、本当に強い人というのは、圧力の強い仕草を決してすることはありません。それは、エメリヤエンコ・ヒョードルや井上尚哉を見れば明らかです。そんなことをしなくても、強さは幾らだって見せつけることが出来るのです。なぞなぞは正解です。

~~~~~~~~~~~
「異性の嫌な仕草」

嶋仲さんこんにちは。「異性の仕草」と呼べるのかわかりませんが、ワタシはドヤ顔で右の拳で心臓の辺りをドンドンと叩くヤツが苦手です。あれは何なんでしょうか。ワタシには長いこと好きなバンドがいるのですが、何年か前からライブであの仕草(ポーズ?)をするようになり、あれを見ると「ありゃりゃ…」とこちらが恥ずかしい気持ちになるのです。試合前のアスリートのビッグマウスも然り「自分を大きく見せる」のは日本人には向いてないような気がします。嶋仲さんが自分を鼓舞する時に聞く曲をを教えてください。勝手にリクエスト失礼しました。冬はこれからが本番です。気を引き締めて生きましょう。

ペンネームVG(volleyball girl)

VG(バレーボールガール)さん、ありがとうございます。何と素敵なお名前でしょう。さて、これもまた、圧力の強い男性の仕草ですね。男というのは総じて阿呆なのでしょうか。何故、こうも女性に嫌われる仕草ばかりするのでしょうか。しかし、このバンドの人の仕草については、一種のライヴパフォーマンスなのかもしれません。日常からこのバンドの人が、飯を食う前や小便を出し切った後などに胸をドヤ顔で叩いていたら、少し問題がありそうですが、ことライヴに関しては、ひとつの演出であり、それが彼にとってのロックであり、もしくはゴリラなのかもしれません。しかし、観客が見ていて恥ずかしくなるようなことは、あまりしない方が良い気もします。冬は長いです。そろそろ飽きてきました。自分を鼓舞するときに聴く曲、これといってありませんが、考えてみます。

~~~~~~~~~~
嶋仲さんおはようございます。
今日は締め切りの1日前にお便りします。
「異性の嫌な仕草」
嫌な仕草・・・
私は電車の中で股を広げて座っている男の人が大嫌いです。世の中には一定数、そういう人がいてますがそんな人を見ると「本当に信じられへんなこの人、この人の身内(奥さん・子供・彼女)は知ってるのかな」と思ってしまいます。絶対こんな仕種嫌やけどなと思うのです。
混んでる電車で明らかに七人掛けの椅子に五人の男性が等間隔に股を広げて座っている光景に出くわすとこの人たちは本当に何も見えてないのか、それとも見えているけれど自分を強く見せたくてそういう態度に出てるのか、ほんま嫌やわーと気分が悪くなります。でも、反面教師的に振り返って自分は電車の中での行動は嫌な仕草ないかと振り返ると、疲れてるから、結構空席を探すし、空席には最速の速さで突き進んでいるなあともしかしたら私も嫌な仕草かも・・・ちょっと気をつけよう。と思います。
という事で「異性の嫌な仕種」でした。
人の振り見て我が振り直せって事でした。
ありがとうございます。
ペンネーム イ・ペコ

イ・ペコさん、ありがとうございます。電車に乗っていたら、男の嫌な仕草は大量に見掛ける気がします。股を広げて座る人の気持ち、私にはまったく理解出来ません。私は背が高いこともあり、電車や映画館で座る際、身体をめちゃくちゃ縮めるようにしています。また、電車においては、空いていれば優先座席にも平気で座ったりはしますが、ただ、向かい合わせの座席のときなどは、女性の隣には決して座らないようにしています。おそらく私自身、変質者のような雰囲気もありますし、何となく、体臭とかで、嫌な気持ちにさせてしまうような気がするからです。だから、平気で酒臭いおっさんや股を広げて偉そうなエグザイルを見ると、はよ死になさい、といつも思ってしまいます。

~~~~~~
皆さんお便りありがとうございました。男性から見た女性の嫌な仕草も知りたかったですね。私の思う女性の嫌な仕草は、これは、本当に、ただの偏見とわがままではありますが、携帯をいじりまくる女性、です。理由は特にないのですが、それこそ電車などで、真顔で携帯をずっといじっている女性を見ると、なんか、寂しい気持ちになります。私もよくいじるんですけどね。

というわけで、またお便りお待ちしています。送ってくれた方には特製下敷き(春までには作りたい)をプレゼントします。宛先はfoolsyoung@gmail.comまで。件名に「筆談ラジオ」、ペンネームとともに送ってください。返信はしません。次回のテーマは「もし漫才コンビを組むならボケとツッコミどっちをやりたいか」です。待ってます!

では、とっておきのラヴソングのコーナー。今夜は、ザ・ブルーハーツで「歩く花」です。どうぞ。

これはブルーハーツ最後のアルバムに入っています。素敵な歌です。これを聴くと結構鼓舞されますので、私の鼓舞歌にしておきます。

鼓舞されたところで、今回はこのあたりで。風邪ひくなよ。最後にオリジナルなぞなぞを出します。

「フェラチオが好きな楽器は尺八、では3Pが好きな楽器は?」

何もいりません。舞台に来てください。