7月10日『I RASHIKU 狂気爛漫』

沖縄でお世話になった上江洲店長主催のイベントに呼んで頂いた。上江洲さんは元々東京でロフト系列のライヴハウスで働いており、下北沢シェルターの店長をしていた経験などから、今は沖縄outputというライヴハウスの店長をしている。90年代、2000年代の東京における地下のライヴハウスシーンを作り上げてきた一人といっても良いだろう。大阪だとベアーズやココルームといった、関西アングラのゼロ世代と言われるシーンもある。今日の出演者はまさしくその辺りの喧騒を駆け抜けてきたような人たちであった。

出番順でいうと、ヤング→後藤まりこ→ヤング→虹の黄昏→FIRE BOYS→クリトリック・リス。我々は漫才2発、合間に後藤まりこ、ってそんな香盤のライヴは、多分今後無いと思う。後藤さんのパフォーマンスが凄くて、それに刺激された我々は、次の出番でセンターマイクをフロアー真ん中に置いて、お客に囲まれながら相方と向かい合って漫才をした。新鮮で楽しかったし、ライヴハウスで演るときは意外と良い方法かもしれない。

その後も何か色々と巻き起こっていたが、これ以上は書かぬ。ヤバい夜であった。最後に上江洲さんが、あの頃のライヴハウスを思い出した、と言っていた。東京三日間のライヴはこれで終了。大阪帰ります。



何もいりません。舞台に来てください。