ワン・ツー

今はもう、どこにも遊びに行けない。寿司を食いにも行けない。きみに会いにも行けない。

ベイビーベイビー。永遠に生きられるだろうか?

私は寂しいので、もう、これまで守ってきた意思やプライドを一旦スライド、とりあえず寂しさを打ち消すために、たとえばインターネットを駆使したり、文字を書いたり、絵を描いたりしています。思い浮かぶのはいつも昔のことで、それじゃあ駄目だけれど、あの、確かに、微かに、光っていたものを、再び掴みたいと願っています。空想の向こう側に広がる阿呆な景色を、もう一度共有したいのです。

大きくて、自慢げな形の、四つ葉。自分はラッキー・ボーイ。するすると不幸せから逃げ出すことが出来る。その辺り、余裕。たとえ春がしれっと終わり暑い夏がやって来ても、前を向いてゴー。ワン・ツー、ワン・ツー。

何もいりません。舞台に来てください。