第10回筆談ラジオ

あなたのパンスト引き裂くぞ、こんばんは、ヤング嶋仲です。この番組はパソコンのキーボードで話し書くラジオです。つまり一度打った文字は消さず直さず、誤字脱字は勘弁小太郎でお願いします。

二月もようやく終わりを迎えました。まだまだ夜は寒いけれど、毛布は手放せないけれど、もう少しの辛抱です。春が来れば、小鳥が窓辺にやって来て、オーイ春だぞー、と言ってくれます。皆さんも、にこにこ小鳥を待ちましょう。それでは今夜の一曲目、ラッキーオールドサンで「すずらん通り」です。

素敵な歌です。なんだか陽気な季節が近づいてきたような、気になりませんか。ギターソロがブルーハーツの「夕暮れ」みたいで、かっこいいです。

それではお便りを紹介しましょう。今夜のテーマは「もし漫才コンビを組むならボケとツッコミどっちをやりたいか」。

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嶋仲さんこんにちは。

「もし漫才コンビを組むならボケとツッコミどっちをやりたいか」

私は極度の緊張しぃなので、人前で漫才や芸をするなど想像すらしたことが無く悩みましたが、どちらかといえばボケをしてみたいかな、と思いました。ツッコミは何度もしているネタに対しても、初耳のように相槌を打つのが難しそうだし、ボケの方が架空の話を本当にあったことのように話したり、声色や喋り方によって、老婆や子ども、変態オヤジなど老若男女、様々なキャラクターになりきれるのが非日常的で楽しそうと思ったからです。ただ、大声でギャグをしたり動き回るボケは想像しただけで恥ずかしかったです···。余談ですが、私は素人なのに仲間内で「俺ツッコミ担当やねん!!」などと言って、俺おもろいやろ感を前面に出して、その場を仕切りたがる感じの人が、ちょっと苦手です。

P.S.先月の筆談ラジオで、嶋仲さんに恋していると言われましたが、一度もお会いしたことのない方に、それはきっと恋ですよ、と言われるのは少し可笑しな感じがしました。ただ、恋かは分かりませんが、人として、漫才師として嶋仲さんのこと好きですよ、大好きです。

ペンネーム エルムンド

エルムンドさん、ありがとうございました。緊張しぃ、と、いが小文字なのが可愛らしいですね。ボケは楽しいですよ。私も極度ではありませんが、緊張しぃです。舞台に立つときはいつも緊張します。昔はちっともお客さんのことが見れなくて、相方の顔か地面しか見ていませんでした。今もあまりお客さんの顔などは見れません。「おれツッコミ担当やねん!!」は凄い言葉ですね。それ自体がボケのような気もしますが、世の中には色々な人がいるものです。たとえ恋でなくとも、好いてくれているのであれば、嬉しいことです。エルムンドという言葉は何となく聞いたことがあるような気がするのですが、何でしたかね。桃源郷みたいな、あれは、エルドラドか。まあ由来は別に教えてくれなくても良いので、またお便りくださぃ。

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嶋仲さんこんにちは。

すっかり春めいてきましたね。
沖縄が楽しみです。

「もし漫才コンビを組むならボケとツッコミどっちをやりたいか」

毎月、お題をもらってなんとなくひと月お題について時々考えながら過ごしています。
今月のお題はなかなか難しく、お笑いを観るのはもう息をするくらい当たり前なのに、自分が演者側の立場になるとしたらなんて考えても答えは出ないです。強いて言えば、ボケなのかと思いますが、実はボケはとっても創造的なのでわたしにはできません。
ということで、天然ボケでツッコミにうまく処理してもらう立ち位置で行きたいと思います。
その時のツッコミは寺田さんでよろしくお願いします。

ペンネーム イ・ペコ

イ・ペコさん、ありがとうございました。沖縄、私も楽しみです。日々の喧騒を忘れて、開放的な気分でめんそーれしましょう。エルムンドさんと同じく、ボケが良いと。ツッコミはどこか技術職というか、それなりの鍛錬や経験が必要かもしれません。ボケは、経験などよりも、自身のマインドというか、たとえば人を驚かせたいとか気味悪がられたいとか、そういう気持ちを持つことが大事かも。だから、簡単なのはボケです。極端な話、一切喋らずに立っているだけでも、有能なツッコミがいれば漫才は成立しますから。イ・ペコさん、寺田くんはとても有能なので、きっと余裕で出来ますよ。昔老人ホームの営業へ行ったとき、おばあさんと寺田で即興漫才をしました。普通にめっちゃ面白かったです。またあるときは、障碍者の方と漫才をしていました。それも、きちんと漫才になっていました。多分、子犬とかが相方でも面白い漫才をするのではないでしょうか。逆に言うと、そのくらいボケというのは自由で、なんでもありなのです。

私は、実は一番初めの、高校生のときの舞台では、ツッコミをしていました。相方の方が顔も声も面白かったので、ボケに向いていると思ったのです。それで高校生の漫才大会で決勝へ行き、NGKの舞台に立ちました。しかし私はツッコミが下手くそで、無理して大きい声を出したりしていたので、出番終わりに、ボケとツッコミ変えへん?と言い、交代しました。あのとき交代していなかったら、どんな漫才師になっていたでしょう。もし今も私がツッコミならば、きっとロートーンの真顔で冷たいことを言うようなツッコミをしていたような気がします。それはそれで。、面白い漫才が出来ていたかもしれません。もう今更、出来ませんが。

筆談ラジオではお便りをお待ちしています。foolsyoung@gmail.comまで。件名に「筆談ラジオ」、ペンネームを添えて。次回のテーマは「思い出の嘘」です。誰しも嘘はつくでしょう。ちっちゃな嘘から大きい嘘まで、または誰かにつかれた嘘、など、嘘にまつわる思い出を教えて下さい。
採用された方にはオリジナル下敷きをプレゼント。ようやく!!下敷き作りに着手しました。

今まで筆談ラジオにお便りをくれた人は、お手数ですが、郵便番号と住所をメールで送ってもらえますか。お名前は本名でも偽名でも構いません。3月中には郵送でお送りします。また、下敷きがもらえるのは今回まで。次回からは違うプレゼントを考えます。

それではもう一曲お聴きください。忌野清志郎で「That Lucky Old Sun」。

これはLOVELOVEあいしてるという番組に出演したときに歌った洋楽のカバーです。後ろで吉田拓郎がギターを弾いているのが堪りません。歌詞は、あんまりよく分かりませんが多分、働く労働者と太陽が照る自然、みたいな歌です。私もこないだ「バンド喫茶」というバンドのデビューコンサートをしたのですが、歌というのは良いですね。私はギターも歌もへたくそですが、好きなのでやっています。ちょっと見てやってください。

バンドのライヴも色々としたいんですが、なかなか動けません。そのうち、またどこかでやろうと思います。じゃあ、まあ、そんなところで、またお会いしましょう。最後にオリジナルなぞなぞ。

お母さんにドーナツをふたつあげたらお父さんになっちゃった。どういうこと??

何もいりません。舞台に来てください。