今日は…

教室でハミゴにされて、誰からも無視され続けて、廊下に出たら、目の血走った茶髪のヤンキーに、お前あんま調子乗っとったら締めるゾ、と凄まれた。しかしなぜか冷静な自分は、ヤンキーの鳩尾を目掛けて膝蹴りを一発お見舞い、それから慌てて逃げた、という夢から覚めて、起きると朝の10時半だった。

お茶を飲んで、再び布団に入って寝る。旅館の夢だった気がする。起きると、昼の1時だった。ふらふらと起き上がり、小便をして、煙草を吸った。

鍋に出汁を入れて、白菜、菊菜、えのき、うどんを放り込み、ずるずると食べる。録画していた『探偵ナイトスクープ』を見た。

部屋が散らかっている。洗濯物も溜まっている。けれども、動かずに、ソファーに座って煙草を吸いながら、昨日買っておいたチョコレートを食べて欠伸をした。熱い珈琲が飲みたい、と思った。しかし動くのが面倒だったため、しばらくの間は、じぃっとしていた。

ティファールで湯を沸かして、簡易な粉末珈琲をコップにセットして、その間に顔を洗った。口元のニキビと肌のシミが気になる。鼻水が止まらない。ティファールをコップに注ぐと、湯では無く水だった。思わず、ハ!と声が出た。ティファールのコンセントを入れ忘れていたことに気が付いて、舌打ちを3度する。

夕方4時頃、ようやく外に出た。相方と会って、ライヴの打ち合わせをする。面白いことを沢山考えているうちに、夜になっていた。異常なほど、腹が減っていたが、何も食べる気が起こらない。

それから夜中まで、店の去年一年間の収支報告書を書いて、確定申告の準備を済ませた。頭が狂いながらも、ひたすらに計算をした。一昨年よりも売上、利益ともに伸びていて、安心した。終わった頃には深夜1時を過ぎていたので、帰ることにする。スーパーへ寄り、鶏肉、豚肉、野菜、巻き寿司などを購入し、帰宅して、ご褒美にしゃぶしゃぶを腹一杯食べた。シメに乾麺も入れて、お腹がまんまるになった。録画していた『ダーウィンが来た!』を見る。ワオキツネザルのメスたちの仁義なき戦い、という回だった。感動して泣きそうになる。

色々と頑張ったが、どこか寂しい一日だった。

何もいりません。舞台に来てください。