一輪のお花

ここ数日ずっと頭が痛くて、永遠の頭痛、という言葉が浮かんだ。最悪やと思った。ついでに眼精疲労と首痛と鼻炎もある。最近は整骨院で鍼灸治療も施してもらっているが、どれほど効果があるのかいまいち分からない。連日のしとしと雨とチョコレートの食べ過ぎで、身体は不健康へとまっしぐら。頭痛薬と鼻炎薬を飲んで目薬をさしてから煙草を阿呆ほど吸ったのに、全然ぐっすり眠れない。

こないだ出たTHE SECOND選考会に合格して、良い結果が出たから、色んな人から連絡が来たり、Twitterでも意外と評判になっていて、嬉しかった(「SECOND ヤング」とかでエゴサーチもしたよ)。自分のことを嫌いな奴は今頃舌打ちしてるだろう。偶然でも何でも無いので、それに、もう自分も良い大人なので、単に浮かれるようなことも無かったが、とにかく、面白い漫才を届けたいと思う。

永遠の頭痛の中、きみがくれた一輪のチューリップを眺めている。色とりどりの花束も勿論素敵だけど、一輪、というのがきみらしくて良い。花屋で店員からは束にした方が綺麗だと勧められたらしいが、きみは断固として一輪のみを買ったと言う。その気持ちはとても分かるし、そういう生き方をしたいと思った。何というか…、自分の気持ちや言葉を一輪のお花に込める、漫才も同じだけれど、小さなひとつに全てを込めて、プレゼントしたい。

何もいりません。舞台に来てください。