飛ぶ夏

さよなら八月、ベリージーザス。筆談ラジオは明後日書くね。きみと夏の終わり、将来の夢、大きな希望、忘れない…。ほら、夏の匂いを今のうちに嗅いでおきましょう。夏は、言うなれば太陽の暖かな匂いって感じで、それは勿論とても良い匂い。八月は沢山の夢を見ました。小麦色のうさぎが跳んで行くのを、追いかけて、つまづいて、爪が全部剥がれたり、しました。笑っている間に過ぎていく。あなたはどんどん老けていく。弱さを武器に何も動かない、なんてつまらないことはお終いにしよう。私は思い切りジャンプしたい。そのまま頭をぶつけて死んでも良いのだ。だから、ねえ、一緒に飛ぶかい。九月になっても平気で外は暑いから、気を付けて。


何もいりません。舞台に来てください。